デュオヒルズ福生ウエスト【Fitキッチン×Arauラック】3階76㎡4,698万円(坪単価204万円)

デュオヒルズ福生ウエスト。

所在地:東京都福生市大字福生字奈賀691-2他(地番)
交通:福生駅徒歩7分
用途地域:近隣商業地域、第二種低層住居専用地域
階建・総戸数:7階建、41戸

福生駅の西口では約19年ぶりに誕生する分譲マンションになります。
東口徒歩2分に昨年分譲されたセンチュリー福生が福生駅約10年ぶりの供給であったようにそもそも分譲マンションが少ないエリアのため、”19年ぶり”をもって貴重と言うか否かは微妙なところではあるものの、西口駅前では再開発が進行中ということもあってか多少なりとも周辺に開発の波が訪れている感がありますね。街の新陳代謝、活性化という点で良い傾向だと思います。

西口物件は東口物件とは異なり東福生駅からは遠くなってはしまいますが、米軍横田基地からも離れたなりの落ち着きが出てきますし、日常的にアメリカンな暮らしに漬かりたいという方でない限り西口の方がシックリくるはずです。

このポジションは駅近でこそないものの、福生市役所が至近にある福生市の中枢エリアで、多摩川河川敷まで徒歩6分ほどとなる環境面も魅力の1つでしょう。

買物便は、スーパーで言うといなげや徒歩5分、ハッピータウン生鮮市場徒歩6分、西友徒歩8分、業務スーパー徒歩10分と良好です。

また、通学区は、第四小学校で徒歩10分の距離感になります。

公式ホームページ
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お部屋は76㎡の3LDK、南西角住戸です。南側は5階建のマンションが隣接しているため視界や日照への影響があります。ただ、敷地の途中から西側は最高高さ10m制限の第二種低層住居専用地域(宅地(戸建)として開発するようです)なりますので、この階でも日照はもちろん視界抜けも出てくるぐらいの良好なポジションになるでしょう。

間取りは物件内に1戸だけある80㎡台を除くと最も大きなタイプで、76㎡ありながら3LDKというのはむしろ意外でした。

都区部などであればやはり3LDKになるのでしょうが、エリア的なところを鑑みると4LDKニーズ(基本プランを4LDKとし、ウォールドアなどにより3LDK)に対応するという方が潰しが効いて良かったように思います。
近年のトレンドからすると76㎡は3LDKとしてはむしろ大きな部類で、価格(グロス)もそこそこの水準になってしまいますからね。

ただ、特徴ある間取りを心掛けたため居室を増やすのが難しかったというのはあるでしょうね。ベースとしては田の字になるのですが、水回りがかなり特徴的なものになっています。

まず、キッチンはfitキッチンというアイランドタイプですね。
回遊動線があり、シンク側・コンロ側それぞれに作業スペースが確保されているので家族や気のおける友人を招いて一緒に料理などで楽しみたい方にはうってつけのキッチンでしょう。
その分、LDスペースがやや手狭ではあるものの、70㎡そこそこの一般的な大きさの3LDKと同じぐらいの大きさはあります。柱のアウトフレームもかなりきれいなあたりにも好感が持てますし、洋室1の間口の広い大きなクローゼットも使い勝手が良さそうです。

また、洗面室のArauラックも便利そうですね。
ハンガーをかけられるバーや洗濯物をたたんだりアイロンがけを行うスペースを確保しています。

坪単価は204万円。上層階のルーバル付のタイプには250万円超まであり驚きましたが、一般的なプランはほぼほぼ190~220万円ほどで構成されており、平均は210万円程度になるでしょうか。

そのように福生駅は近年の供給がなく、その昨年のセンチュリー福生(駅徒歩2分/約205万円※全戸南向き)に比べ駅距離のわりに高く感じてしまうところはあるのですが、昨今は後発になるほど高くなるケースが大半ですし、西口ゆえの環境的な魅力、中層階以上での富士山ビューといったあたりを加味すれば違和感はないでしょうね。

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