ヴィークコート蕨南町桜並木【工夫ある狭小3LDK】2階58㎡4,678万円(坪単価266万円)
続けて、ヴィークコート蕨南町桜並木。
設計・施工は長谷工です。
総戸数79戸はけして大きなものではないのですが、ファミリータイプ中心、かつ、5階建でのものであることからお分かりのように敷地面積は2,500㎡超とそこそこの大きさがあり、なおかつ、四方道路というのは貴重ですね。
いずれも大通りとかではありませんので交通量が多いわけではないですし、東西に長く無理なく全戸南向きと出来る敷地形状、さらに、南に南町桜並木遊歩道(公園)を望むという恰好のマンション用地になります。
むろん駅距離を除けば…という話ですけど、このぐらいの大きさの土地での四方道路は珍しいですし、建物の北側にビッタシはまった駐車場や駐輪場の設計を見てもこういった規模のファミリー向けマンションにハマりまくりな敷地形状と言えるでしょう。
また、敷地北東部、エントランスに隣接するポジションにシーズンコリドーが設けられ、スケール(敷地面積)なりの豊かさも感じることが出来ますね。南北水平方向に伸びたエントランスキャノピーがアイキャッチになります。
エントランスホール自体はけして大きくはないものの、大きな窓ガラスの向こうに豊かな植栽が広がっているのも上手ですね。
建物に関しては、あえて不規則なマリオンをバルコニー戸境の要所要所に設けることで南側(遊歩道側)から見た存在感を高めているだけでなく、バルコニー手摺も複数パターンを用いるという繊細な仕上がりです。
前回のヴィークコート蕨南町桜並木。
公式ホームページ

お部屋は58㎡の3LDK、南向き中住戸です。全戸南向きで1フロア16戸(基本階)ほどが東西に並ぶわけですが、こちらは西寄りに位置しており、ライフピアの壱番館(8階建)がある側になります。遊歩道を挟んでいるとはいえ低層階なので太陽の低い冬場は日照への影響がありそうですが、桜並木の特等席になるあたりはやはり魅力になるでしょう。
間取りは60㎡にすら満たない狭小3LDKで、共用廊下側の柱がアウトフレーム化されたきれいな設計とはいえ60㎡は確保して欲しかったところでしょうか。
駅前とはいえメイツ川口並木(西川口駅徒歩4分)には53㎡の3LDKがありましたし、時代を考えれば仕方ないようにも思うのですが、ここは西川口駅徒歩14分(蕨駅は徒歩19分)ですから凄い時代になりましたよね…。
ただ、柱をアウトフレーム化したことで玄関前にゆとりあるアルコーブスペースが生まれているのは気持ちが良いですし、下り天井部がほとんどないキッチン(LD天井とフラット)など工夫は少なくありません。
連窓サッシ×ウォールドア設計ですので”2LDK的に使いたい方のニーズも含めての3LDK”という観点で言えば整ったタイプだとは思います。
坪単価は266万円。最上階だと283万円とそこそこの差はありますが、上述のように低層階だと日照への影響が生じますのでもっと差があってもおかしくなかったように思います。
そもそも65㎡の同階3LDKは坪単価246万円という設定で、こちらのグロス4,678万円に対し65㎡が4,818万円というのはちょっと意味が分からないですね…。65㎡のタイプは共用廊下側の柱がアウトフレーム化されていないという違いはあるものの、視界面に大きな差はないですし、3LDKとしてギリギリまで面積を絞ったとはいえ単価を盛り過ぎかと…。
設備仕様面は、そこそこのスケールがありながらディスポーザーがないのは残念です。
また、食洗機は付いていますが、トイレ手洗いカウンターなどのない分譲マンションとしてはシンプルなものになります。
管理費は209円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、一般的なスケールや昨今のインフレを鑑みれば違和感はないでしょう。
駐車場は全19台で身障者用のみが平置、残りの18台が機械式になります。
設計・施工は長谷工です。
総戸数79戸はけして大きなものではないのですが、ファミリータイプ中心、かつ、5階建でのものであることからお分かりのように敷地面積は2,500㎡超とそこそこの大きさがあり、なおかつ、四方道路というのは貴重ですね。
いずれも大通りとかではありませんので交通量が多いわけではないですし、東西に長く無理なく全戸南向きと出来る敷地形状、さらに、南に南町桜並木遊歩道(公園)を望むという恰好のマンション用地になります。
むろん駅距離を除けば…という話ですけど、このぐらいの大きさの土地での四方道路は珍しいですし、建物の北側にビッタシはまった駐車場や駐輪場の設計を見てもこういった規模のファミリー向けマンションにハマりまくりな敷地形状と言えるでしょう。
また、敷地北東部、エントランスに隣接するポジションにシーズンコリドーが設けられ、スケール(敷地面積)なりの豊かさも感じることが出来ますね。南北水平方向に伸びたエントランスキャノピーがアイキャッチになります。
エントランスホール自体はけして大きくはないものの、大きな窓ガラスの向こうに豊かな植栽が広がっているのも上手ですね。
建物に関しては、あえて不規則なマリオンをバルコニー戸境の要所要所に設けることで南側(遊歩道側)から見た存在感を高めているだけでなく、バルコニー手摺も複数パターンを用いるという繊細な仕上がりです。
前回のヴィークコート蕨南町桜並木。
公式ホームページ

お部屋は58㎡の3LDK、南向き中住戸です。全戸南向きで1フロア16戸(基本階)ほどが東西に並ぶわけですが、こちらは西寄りに位置しており、ライフピアの壱番館(8階建)がある側になります。遊歩道を挟んでいるとはいえ低層階なので太陽の低い冬場は日照への影響がありそうですが、桜並木の特等席になるあたりはやはり魅力になるでしょう。
間取りは60㎡にすら満たない狭小3LDKで、共用廊下側の柱がアウトフレーム化されたきれいな設計とはいえ60㎡は確保して欲しかったところでしょうか。
駅前とはいえメイツ川口並木(西川口駅徒歩4分)には53㎡の3LDKがありましたし、時代を考えれば仕方ないようにも思うのですが、ここは西川口駅徒歩14分(蕨駅は徒歩19分)ですから凄い時代になりましたよね…。
ただ、柱をアウトフレーム化したことで玄関前にゆとりあるアルコーブスペースが生まれているのは気持ちが良いですし、下り天井部がほとんどないキッチン(LD天井とフラット)など工夫は少なくありません。
連窓サッシ×ウォールドア設計ですので”2LDK的に使いたい方のニーズも含めての3LDK”という観点で言えば整ったタイプだとは思います。
坪単価は266万円。最上階だと283万円とそこそこの差はありますが、上述のように低層階だと日照への影響が生じますのでもっと差があってもおかしくなかったように思います。
そもそも65㎡の同階3LDKは坪単価246万円という設定で、こちらのグロス4,678万円に対し65㎡が4,818万円というのはちょっと意味が分からないですね…。65㎡のタイプは共用廊下側の柱がアウトフレーム化されていないという違いはあるものの、視界面に大きな差はないですし、3LDKとしてギリギリまで面積を絞ったとはいえ単価を盛り過ぎかと…。
設備仕様面は、そこそこのスケールがありながらディスポーザーがないのは残念です。
また、食洗機は付いていますが、トイレ手洗いカウンターなどのない分譲マンションとしてはシンプルなものになります。
管理費は209円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、一般的なスケールや昨今のインフレを鑑みれば違和感はないでしょう。
駐車場は全19台で身障者用のみが平置、残りの18台が機械式になります。