プラウド大和【高いデザイン性とSuKKiT】2階72㎡5,298万円(坪単価244万円)
続けて、プラウド大和。
設計・施工は三井住友建設で、SuKKiT1が採用されています。
扁平梁を採用するなど、一般的な階高でも梁の凹凸を抑えることを可能にした構法で、天井高は2.45mながら順梁でサッシ高2.1mを実現出来ています。
天井高に関しては分譲マンションとしては最低レベルにはなるものの、梁による凹凸がほとんどない室内空間、そして高いサッシ高を確保したことで室内から受ける印象は一般的な物件よりも明らかに優れています。
逆梁を採用した物件であれば2.1m以上のハイサッシは容易ではありますが、反面バルコニー手摺部分が梁になってしまいますのでガラス手摺にすることは出来ず、高いサッシ高ほど採光に優れているわけではないのです。
当物件は全面にガラス手摺を採用したことで透明感の高い垢抜けたデザインですし、その上で前回取り上げた角住戸においてはコーナー部を鋭角に設計していることでさらに存在感を高めることが出来ています。
昨今は採用する物件が増えてはきたものの、バルコニー軒裏を木目調としたことで高級感をプラス出来ており、特にその鋭角部分(エントランスアプローチ、自主管理公園からよく見える部分)はグッと来ますね。素敵です。
ランドプランとしては、東面しか接道していないことにより全戸東向きというあたりがちょっと残念ではあるのですが(南側は接道していないとはいえ、低めの建物なのでもう少し南向き住戸を増やすことも可能ではあった)、建物を南北に細長い設計としたことで、敷地東側道路沿いに贅沢な歩道空間を実現出来ており、豊かな植栽も当物件の顔の1つになるでしょう。
敷地北東部のその自主管理公園部から敷地南東部にかけて植栽が連続し、当物件が出来ることでエリアの景観に与える影響も小さくないですね。
自主管理公園部の奥行あるエントランスアプローチを経由した先のエントランスホールは2層吹抜で窓面からはその植栽を望むことも出来ます。空間デザインは分譲マンションでの実績も豊富なparkERsが行っており、内装に木質素材を多用しているあたりも上手いですね。そのバルコニー軒裏の木目調ともフィットします。
共用施設としては、エントランスホール脇に小さなラウンジがあるだけなので昨今(コロナ禍以降)の総戸数100戸超としてはやや寂しいですね。
1階南側半分程度が店舗スペースになっていることも影響しているのでしょう。
前回のプラウド大和。
公式ホームページ

お部屋は72㎡の3LDK、東向き中住戸です。東側道路の向かいの前建は2~3階建になるため低層階でも圧迫感はないですし、そのように道路の手前には厚みのある歩道・植栽を設けているため低層階でも悪いポジションではありません。
間取りはオーソドックスな田の字タイプにはなるのですが、LD側だけでもしっかりとした幅のある連窓サッシを採用しているため採光的な魅力も高いでしょう。
洋室3の引き戸もきれいに開け放てるようになっていますし、上述のようにSuKKiTを採用したサッシ高2.1mですので、一般的な田の字中住戸とは印象は大分異なります。
昨今はけして多くない70㎡超の中住戸なりに収納も充実していますし、洋室1のウォークスルークローゼットもポイントの1つですね。
坪単価は244万円。低層階中住戸ということで物件内の下限水準になります。
前回の記事で述べたように単価レンジに随分と幅のある物件でエリア内で貴重な駅近×スケールを有したブランド物件ということを鑑みればこういった単価帯はとっつきやすい水準だと思いますね。
共用面などでもう少しそのスケールを活かしてくれていると低層階でもより魅力を感じやすかったようには思いますけど…。
設備仕様面は、食洗機はもちろんのこと、総戸数100戸超のスケールを生かしディスポーザー、さらに、お掃除浴槽やタッチレス水栓などが備わっているあたりもポイントになるでしょう。
また、ゼッチ・マンションではありませんが、低炭素認定を受けているので住宅ローン控除などでの優遇措置が受けられます。
管理費は318円/㎡。外廊下ですが、ディスポーザー付のためか高めですね。
エレベーターが2基で基あたりの戸数(58戸)が多めではあるものの、23区内などと比べれば人件費が抑えられるエリアですので総戸数100戸超のスケールメリットが感じられません。
駐車場は全28台で、身障者用を除き機械式になります。別途敷地外に7台(地主と直接契約)を確保しているとのことです。
設計・施工は三井住友建設で、SuKKiT1が採用されています。
扁平梁を採用するなど、一般的な階高でも梁の凹凸を抑えることを可能にした構法で、天井高は2.45mながら順梁でサッシ高2.1mを実現出来ています。
天井高に関しては分譲マンションとしては最低レベルにはなるものの、梁による凹凸がほとんどない室内空間、そして高いサッシ高を確保したことで室内から受ける印象は一般的な物件よりも明らかに優れています。
逆梁を採用した物件であれば2.1m以上のハイサッシは容易ではありますが、反面バルコニー手摺部分が梁になってしまいますのでガラス手摺にすることは出来ず、高いサッシ高ほど採光に優れているわけではないのです。
当物件は全面にガラス手摺を採用したことで透明感の高い垢抜けたデザインですし、その上で前回取り上げた角住戸においてはコーナー部を鋭角に設計していることでさらに存在感を高めることが出来ています。
昨今は採用する物件が増えてはきたものの、バルコニー軒裏を木目調としたことで高級感をプラス出来ており、特にその鋭角部分(エントランスアプローチ、自主管理公園からよく見える部分)はグッと来ますね。素敵です。
ランドプランとしては、東面しか接道していないことにより全戸東向きというあたりがちょっと残念ではあるのですが(南側は接道していないとはいえ、低めの建物なのでもう少し南向き住戸を増やすことも可能ではあった)、建物を南北に細長い設計としたことで、敷地東側道路沿いに贅沢な歩道空間を実現出来ており、豊かな植栽も当物件の顔の1つになるでしょう。
敷地北東部のその自主管理公園部から敷地南東部にかけて植栽が連続し、当物件が出来ることでエリアの景観に与える影響も小さくないですね。
自主管理公園部の奥行あるエントランスアプローチを経由した先のエントランスホールは2層吹抜で窓面からはその植栽を望むことも出来ます。空間デザインは分譲マンションでの実績も豊富なparkERsが行っており、内装に木質素材を多用しているあたりも上手いですね。そのバルコニー軒裏の木目調ともフィットします。
共用施設としては、エントランスホール脇に小さなラウンジがあるだけなので昨今(コロナ禍以降)の総戸数100戸超としてはやや寂しいですね。
1階南側半分程度が店舗スペースになっていることも影響しているのでしょう。
前回のプラウド大和。
公式ホームページ

お部屋は72㎡の3LDK、東向き中住戸です。東側道路の向かいの前建は2~3階建になるため低層階でも圧迫感はないですし、そのように道路の手前には厚みのある歩道・植栽を設けているため低層階でも悪いポジションではありません。
間取りはオーソドックスな田の字タイプにはなるのですが、LD側だけでもしっかりとした幅のある連窓サッシを採用しているため採光的な魅力も高いでしょう。
洋室3の引き戸もきれいに開け放てるようになっていますし、上述のようにSuKKiTを採用したサッシ高2.1mですので、一般的な田の字中住戸とは印象は大分異なります。
昨今はけして多くない70㎡超の中住戸なりに収納も充実していますし、洋室1のウォークスルークローゼットもポイントの1つですね。
坪単価は244万円。低層階中住戸ということで物件内の下限水準になります。
前回の記事で述べたように単価レンジに随分と幅のある物件でエリア内で貴重な駅近×スケールを有したブランド物件ということを鑑みればこういった単価帯はとっつきやすい水準だと思いますね。
共用面などでもう少しそのスケールを活かしてくれていると低層階でもより魅力を感じやすかったようには思いますけど…。
設備仕様面は、食洗機はもちろんのこと、総戸数100戸超のスケールを生かしディスポーザー、さらに、お掃除浴槽やタッチレス水栓などが備わっているあたりもポイントになるでしょう。
また、ゼッチ・マンションではありませんが、低炭素認定を受けているので住宅ローン控除などでの優遇措置が受けられます。
管理費は318円/㎡。外廊下ですが、ディスポーザー付のためか高めですね。
エレベーターが2基で基あたりの戸数(58戸)が多めではあるものの、23区内などと比べれば人件費が抑えられるエリアですので総戸数100戸超のスケールメリットが感じられません。
駐車場は全28台で、身障者用を除き機械式になります。別途敷地外に7台(地主と直接契約)を確保しているとのことです。