ハルミフラッグSKYDUO【貴重な免制振ハイブリッド、塔頂部は住不風?】47階87㎡12,890万円(予定)【坪単価490万円】
本日もハルミフラッグSKYDUOです。
SKYDUOでは3記事目、ハルミフラッグ全体では実に13記事目になります。
設計・施工は、タワー6はパークビレッジ全体と同じ日建ハウジングシステム×三井住友建設、タワー5はサンビレッジと同じ三菱地所設計×前田建設工業になるのですが、SKYDUOの大きな特徴の1つに免制振ハイブリッド構造があります。
板状棟は最も高いものでも18階建でしたので一般的な耐震構造が採用されており、高さがあってのものとはいえこちらは圧倒的に揺れを抑えることが出来ますので大きな差別化要素と言えます。
東日本大震災後は免震構造が増えたと感じた時期がありましたが、ここ数年は高額タワマンでも免震を見かけることが減ったと感じていましたし、ハイブリッドともなるととても貴重ですね。
昨日の記事で言及したように開口部幅などに物足りなさを感じるところはあるものの(板状棟との差にはならないものの)、階高を豊かに確保出来たことでタワーなりの三次元性能(一般フロアでも最大天井高約2.6m、サッシ高約2.1m)を実現しているあたりも評価できる点ではあります。
デザイン面に関しては、棟にもよりますがバルコニー周りの繊細な意匠が特徴的だった板状棟ほどのインパクトはありません。とはいえ、バルコニー周りにスリットやマリオンを設けることで単調となることを回避しているのは悪くない点でしょう。
48~50階の上層3フロアにはダイレクトサッシ、さらに、その上の塔頂部(屋上階の周囲)にガラススクリーンを設け、ライティングも行うため”最前席タワマン”なりの存在感も十分です。
ちなみに、塔頂部のデザインはグランドシティタワー池袋にかなり似ているのですが(そもそも住戸のダイレクトサッシではなく、ただただデザイン的にガラススクリーンを配置するのは近年の住不物件の王道とも言えるデザイン)、これって住不案なんですかね???
11社が携わるハルミフラッグで住友不動産は4番目に名を連ねています(事業持分順)。突出した存在感を放つ統括の三井(1番目。全体に加え、パークビレッジに深く携わる)はもちろんのこと、三菱(2番目。サンビレッジ)、野村(3番目。シービレッジ)、そして6番目に名前のある東急(ポートビレッジ)までもがそれなりの存在感を放っている中で、これまで不思議なほど住不の存在感に欠けていました。パークビレッジ(三井)・サンビレッジ(三菱)内とはいえタワー棟は住不色が色濃く出るのか???と思っていたぐらいなのですが、分かりやすいのは塔頂部だけかね…(※私は内部の人間ではありませんのでそれすらも本当に住不主導かどうかは定かではありません…)。
前回までのハルミフラッグ。
前回までのハルミフラッグSKYDUO。
公式ホームページ

お部屋はタワー5の87㎡の3LDK、北西角住戸です。タワー5はサンビレッジ内にあり、北~南西にかけてサンビレッジの板状棟が広がっているのですが、やはり最も高いものでも18階建なので中・高層階からは申し分のない視界抜けが得られます。
レインボーブリッジは南西方向なので正面ではないものの、東京タワーなどのアーバンビューに加えオーシャンビューも望める魅力的なポジションであることは確かです。
間取りは昨日取り上げたタワー6の96㎡ほどは大きくはないものの、タワー5の47階以下では最も大きなタイプでこちらも目玉的なプランの1つになります。
こちらのプランはそのタワー6の96㎡との比較も兼ねて選んでおり、1つ目の違いとして挙げられるのはバルコニーの形状ですね。どちらのタワーも4角のうち2角がこういったオーバル状になっています。
また、それ以上の違いになるのが開口部の幅でしょう。コーナー付近の柱間隔は96㎡と同じなのですが、こちらの87㎡は柱ギリギリのところまでがサッシになっているので開口部幅がより確保出来ています。その上、LDの南西側に3連の掃き出し窓も設けられているため、より魅力的なものと言えるでしょう。
こちらは内側にも柱が食い込んでいないプラン(完全アウトフレーム※柱は隣戸側にあります)になりますし、角住戸にしては廊下も短めに出来たことで当物件の角住戸の中でも間取りパフォーマンスの高いタイプになるでしょう。
読者の方であればよ~くお分かりのようにタワー棟(スケルトンインフィルなのでパイプスペースによる面積消費もありません)も板状棟もハルミフラッグは全体的に間取りパフォーマンスが高いため多少のことは我慢すべき、とも言えるのですが、中でもこちらは優れており、シンプルに素晴らしいですね。
坪単価は490万円。昨日のタワー6南西角住戸の543万円に比べると1割近く安いです。確かにあちらに比べると眺望的にはやや劣りますし、日照も西日ばかりにはなってしまうものの、そのように西面の開口部がワイドになっていることで南西方向(レインボーブリッジビュー)が望みやすくなっていますし、いずれにしろ100㎡に達していないという観点からの価格(グロス)で言ってもこちらの方が検討しやすいように思いますね。
ちなみに、このタイプは31階からあり、31階は坪単価453万円なのですが、30階以下(74㎡)は30階でそれを上回る468万円(20階でも441万円)なので80㎡以上のそこそこの大きさのお部屋をお求めの方は特に魅力を感じやすいでしょう。
SKYDUOでは3記事目、ハルミフラッグ全体では実に13記事目になります。
設計・施工は、タワー6はパークビレッジ全体と同じ日建ハウジングシステム×三井住友建設、タワー5はサンビレッジと同じ三菱地所設計×前田建設工業になるのですが、SKYDUOの大きな特徴の1つに免制振ハイブリッド構造があります。
板状棟は最も高いものでも18階建でしたので一般的な耐震構造が採用されており、高さがあってのものとはいえこちらは圧倒的に揺れを抑えることが出来ますので大きな差別化要素と言えます。
東日本大震災後は免震構造が増えたと感じた時期がありましたが、ここ数年は高額タワマンでも免震を見かけることが減ったと感じていましたし、ハイブリッドともなるととても貴重ですね。
昨日の記事で言及したように開口部幅などに物足りなさを感じるところはあるものの(板状棟との差にはならないものの)、階高を豊かに確保出来たことでタワーなりの三次元性能(一般フロアでも最大天井高約2.6m、サッシ高約2.1m)を実現しているあたりも評価できる点ではあります。
デザイン面に関しては、棟にもよりますがバルコニー周りの繊細な意匠が特徴的だった板状棟ほどのインパクトはありません。とはいえ、バルコニー周りにスリットやマリオンを設けることで単調となることを回避しているのは悪くない点でしょう。
48~50階の上層3フロアにはダイレクトサッシ、さらに、その上の塔頂部(屋上階の周囲)にガラススクリーンを設け、ライティングも行うため”最前席タワマン”なりの存在感も十分です。
ちなみに、塔頂部のデザインはグランドシティタワー池袋にかなり似ているのですが(そもそも住戸のダイレクトサッシではなく、ただただデザイン的にガラススクリーンを配置するのは近年の住不物件の王道とも言えるデザイン)、これって住不案なんですかね???
11社が携わるハルミフラッグで住友不動産は4番目に名を連ねています(事業持分順)。突出した存在感を放つ統括の三井(1番目。全体に加え、パークビレッジに深く携わる)はもちろんのこと、三菱(2番目。サンビレッジ)、野村(3番目。シービレッジ)、そして6番目に名前のある東急(ポートビレッジ)までもがそれなりの存在感を放っている中で、これまで不思議なほど住不の存在感に欠けていました。パークビレッジ(三井)・サンビレッジ(三菱)内とはいえタワー棟は住不色が色濃く出るのか???と思っていたぐらいなのですが、分かりやすいのは塔頂部だけかね…(※私は内部の人間ではありませんのでそれすらも本当に住不主導かどうかは定かではありません…)。
前回までのハルミフラッグ。
前回までのハルミフラッグSKYDUO。
公式ホームページ

お部屋はタワー5の87㎡の3LDK、北西角住戸です。タワー5はサンビレッジ内にあり、北~南西にかけてサンビレッジの板状棟が広がっているのですが、やはり最も高いものでも18階建なので中・高層階からは申し分のない視界抜けが得られます。
レインボーブリッジは南西方向なので正面ではないものの、東京タワーなどのアーバンビューに加えオーシャンビューも望める魅力的なポジションであることは確かです。
間取りは昨日取り上げたタワー6の96㎡ほどは大きくはないものの、タワー5の47階以下では最も大きなタイプでこちらも目玉的なプランの1つになります。
こちらのプランはそのタワー6の96㎡との比較も兼ねて選んでおり、1つ目の違いとして挙げられるのはバルコニーの形状ですね。どちらのタワーも4角のうち2角がこういったオーバル状になっています。
また、それ以上の違いになるのが開口部の幅でしょう。コーナー付近の柱間隔は96㎡と同じなのですが、こちらの87㎡は柱ギリギリのところまでがサッシになっているので開口部幅がより確保出来ています。その上、LDの南西側に3連の掃き出し窓も設けられているため、より魅力的なものと言えるでしょう。
こちらは内側にも柱が食い込んでいないプラン(完全アウトフレーム※柱は隣戸側にあります)になりますし、角住戸にしては廊下も短めに出来たことで当物件の角住戸の中でも間取りパフォーマンスの高いタイプになるでしょう。
読者の方であればよ~くお分かりのようにタワー棟(スケルトンインフィルなのでパイプスペースによる面積消費もありません)も板状棟もハルミフラッグは全体的に間取りパフォーマンスが高いため多少のことは我慢すべき、とも言えるのですが、中でもこちらは優れており、シンプルに素晴らしいですね。
坪単価は490万円。昨日のタワー6南西角住戸の543万円に比べると1割近く安いです。確かにあちらに比べると眺望的にはやや劣りますし、日照も西日ばかりにはなってしまうものの、そのように西面の開口部がワイドになっていることで南西方向(レインボーブリッジビュー)が望みやすくなっていますし、いずれにしろ100㎡に達していないという観点からの価格(グロス)で言ってもこちらの方が検討しやすいように思いますね。
ちなみに、このタイプは31階からあり、31階は坪単価453万円なのですが、30階以下(74㎡)は30階でそれを上回る468万円(20階でも441万円)なので80㎡以上のそこそこの大きさのお部屋をお求めの方は特に魅力を感じやすいでしょう。
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