ローレルコート国立さくら通り【こちらも絶好の南面条件】4階76㎡7,288万円(坪単価317万円)

ローレルコート国立さくら通り。

所在地:東京都国立市富士見台2-35-9(地番)
交通:谷保駅徒歩10分
用途地域:第一種住居地域、第二種中高層住居専用地域
階建、総戸数:6階建、43戸

敷地南側がさくら通りに面しており、さくら通り(桜並木)の先、南方向に谷保第三公園が広がる良好なポジションに誕生する物件です。

昨年分譲されたローレルコート国立と比べると若干駅が遠くなるものの、こちらも駅徒歩10分圏内ですし、それほどスケールのある物件ではないながらも三方道路の開放感のある敷地というのもポイントになってくるでしょう。ローレルコート国立も南面に高さ制限の厳しい第一種中高層住居専用地域を望む好ポジションだったのですが、こちらも負けず劣らず魅力的なポジションですね。

国立駅へのバスアクセスという点では最寄りの「国立高校前」バス停まで徒歩5分なのでそのローレルコート国立や現在分譲中のサンクレイドル国立Ⅱに比べ遠くはなるものの、バス停は大学通り沿いにあり本数が非常に多いです(サンクレイドルに比べると大分多いです)。

買物便は、スーパーで言うとそのサンクレイドルのすぐ近くにあるフーズマーケットさえきが徒歩4分、次が谷保駅寄りのダイエー徒歩9分ですね。駅距離や良好な環境面を考えれば上々でしょう。

また、通学区は国立第五小学校で徒歩6分の距離感になります。

公式ホームページ
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お部屋は76㎡の3LDK、南東角住戸です。南側はさくら通り(桜並木)の先に谷保第三公園が広がる魅力的なポジションですね。東側は藍屋(の駐車場)になりますのでやや賑やかではあるものの、南東方向にも視界抜けが得られます。

当物件の上層階などには80~90㎡台どころか120㎡超のルーバルタイプまで存在しており、そういったものに比べると小さくはなるものの、特殊プランなどではない76㎡はゆったりとしている方です。そのローレルコート国立も平均専有面積73㎡を確保した近年のトレンド下ではゆったりとした設計だったのが記憶に新しいところで、今回も似たコンセプトになっているところを見るとそういったニーズが旺盛だったようですね(※こちらの方が時期的に単価が大分高くはなっているのでグロスの嵩みが気にはなりますが…)。

こちらは南面スパンがごくごく一般的な水準ながら面積が大き目ということで、奥行(玄関からバルコニーまでの距離)が長く、玄関・廊下が一直線であるにもかかわらず廊下が長く感じます。ただ、低層建なので柱は細いですし、効率性という点でも悪い印象はないでしょう。

東面(妻面)は藍屋の駐車場からの視線などにも配慮したのか開口部が地味ですし、玄関・廊下が一直線となっていることからも角住戸としては淡泊な印象にはなってしまうのですが、南面をLDだけにしたことでLDの開口部にはインパクトがありますし、その長めの廊下をタイル貼にすることで高級感を演出しているあたりも上手いと思います。

坪単価は317万円。上層階ルーバルタイプには300万円台中盤~後半まである物件で(流石に高過ぎません???)、こちらも桜並木や谷保第三公園を望む上層階角住戸ということを鑑みればまずまずの水準だと思います。

近年の近隣供給事例としては、ベルジュール国立ウエスト(2020年分譲/国立駅徒歩20分/約210万円)、ローレルコート国立(2022年分譲/谷保駅徒歩8分/約255万円)、サンクレイドル国立Ⅱ(2023年分譲/谷保駅徒歩12分・矢川駅徒歩12分/約275万円)があります。

こちらの平均坪単価は295万円ほどになるはずで、やはり近隣の同デベ物件ローレルコート国立(Ⅰ)と比べるとわずか1年ほどで随分と高くなったものだと思ってしまうわけですが、当時の記事で述べたようにⅠは控えめなお値段設定と感じた物件でしたし、こちらもⅠに負けず劣らず魅力的な南面条件、さらにⅠ以上の高いデザイン性(※)を兼ね備えた物件ではあるので大きな違和感はないでしょう。
※80~90㎡台どころか120㎡台まで備えた物件で、優に億を超えるお部屋があることでよりデザインに力を入れたと思われます。

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