ローレルコート国立さくら通り【高額住戸があるなりの美しきデザイン】3階57㎡4,888万円(坪単価284万円)
続けて、ローレルコート国立さくら通り。
設計は環境デザイン研究室、施工は新日本建設です。
敷地面積は1,300㎡超ありますが、高さが出せないエリアということもあり、空地率は約32%と低いです。そのためランドプランにゆとりを感じることはないのですが、前回の記事で述べたようにさくら通り沿いの三方角地であり、敷地周囲の広がりが得られることからスケール以上の感覚(存在感)が得られるでしょう。
さくら通りの南側の谷保第三公園に加え、西側がNHK学園高校のアプローチ部分、東側が藍屋の青空駐車場になるなど、かなり恵まれた地と感じます。
また、特筆すべきはデザインでしょう。
昨年分譲されたローレルコート国立も同環境デザイン研究室を起用し、基壇部エントランス周りに質感豊かなブリックタイルを用いているのが非常に印象的だったのですが、こちらの基壇部はレンガ調の透かし積みを採用しており、さらにインパクトがありますね。
ガラス手摺を中心に二重のマリオンで存在感を高めた中・上層部も垢抜けたデザインですし、基壇部に合わせるようにレンガ調タイルを採用したエントランスホールも非常に洗練された印象です。
エントランスホールはやや小ぶりな印象ではあるものの、さくら通りの歩道~エントランスアプローチ~風除室~エントランスホールに至る一連の空間が南北につながっており、ガラスによる視界抜けが得られることから空間的な広がりは十分で、道行く人々からも一目置かれる存在になることでしょう。
前回の記事でも述べたように当物件は80~90㎡台どころか最大120㎡台まであるゆったりとした高額住戸を設けており、そういった高額住戸にも相応しいデザインを心掛けた結果、このようなデザインが実現したのではないでしょうか。
前回のローレルコート国立さくら通り。
公式ホームページ

お部屋は57㎡の2LDK、西向き中住戸です。西側道路の向かいにはNHK学園高校の校舎があるため視界が妨げられますが、道路沿いにはそのエントランス(アプローチ)がありますので、それなりの離隔は図れています。また、高い建物ではないため南西方向からの日照も得られますね。
間取りは最低でも71㎡を確保していたローレルコート国立にはなかった2LDKタイプで、"2年連続"での供給となることから多少なりとも異なるプランを設けることで多くのニーズを呼び起こそうとしている様子が窺えます。
ただ、57㎡は2LDKとしては平均以上のゆったりとしたもので、柱が非常にきれいにアウトフレーム化されているという意味でもゆとりを感じることが出来そうです。
居室畳数を重視した設計と思われ収納は少々心許ない感じではあるものの、洋室2の引き戸を開くとかなり大きな空間にもなりますし、連窓サッシ×奥行約2mのバルコニーも魅力の1つですね。
坪単価は284万円。同西向き中住戸3LDK(69㎡)と比べるとグロスが嵩まない分、幾らか高めの設定となるようで、同階南向き中住戸3LDK(71㎡)に近い水準になります。
エリア的にはやはり3LDKファミリータイプのニーズがメインになりますし、同程度の単価設定が無難だったように思うのですが、3LDK(70㎡前後)においては奥行の関係で共用廊下側の柱の食い込みが見られるのに対しこちらは上述のように完全アウトフレーム設計でもあるので大きな違和感まではないでしょう。
設備仕様面は、ローレルコート国立(Ⅰ)にはあった乾太くんやディスポーザーが付いていません。
ただ、乾太くんはともかく、小規模ながらディスポーザーが付いていたのは非常に異例のことでしたし(その分、ランニングコストもこちらよりも高い)、こちらは"国立市初"の低炭素建築物認定を受けたエコ・断熱性能の高さが特徴になってくるでしょう。
Ⅰにあったキッチンカップボードこそないものの、食洗機、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンター、タイル貼の廊下、浴室フラットラインLED照明、LDだけでなく洋室1室に床暖房付と、近年のこの単価帯の物件としてはかなり充実しています。
管理費は239円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、総戸数43戸のスケールを鑑みれば違和感はないでしょう。
駐車場は全13台で身障者用のみが平置、残りの12台が機械式になります。
設計は環境デザイン研究室、施工は新日本建設です。
敷地面積は1,300㎡超ありますが、高さが出せないエリアということもあり、空地率は約32%と低いです。そのためランドプランにゆとりを感じることはないのですが、前回の記事で述べたようにさくら通り沿いの三方角地であり、敷地周囲の広がりが得られることからスケール以上の感覚(存在感)が得られるでしょう。
さくら通りの南側の谷保第三公園に加え、西側がNHK学園高校のアプローチ部分、東側が藍屋の青空駐車場になるなど、かなり恵まれた地と感じます。
また、特筆すべきはデザインでしょう。
昨年分譲されたローレルコート国立も同環境デザイン研究室を起用し、基壇部エントランス周りに質感豊かなブリックタイルを用いているのが非常に印象的だったのですが、こちらの基壇部はレンガ調の透かし積みを採用しており、さらにインパクトがありますね。
ガラス手摺を中心に二重のマリオンで存在感を高めた中・上層部も垢抜けたデザインですし、基壇部に合わせるようにレンガ調タイルを採用したエントランスホールも非常に洗練された印象です。
エントランスホールはやや小ぶりな印象ではあるものの、さくら通りの歩道~エントランスアプローチ~風除室~エントランスホールに至る一連の空間が南北につながっており、ガラスによる視界抜けが得られることから空間的な広がりは十分で、道行く人々からも一目置かれる存在になることでしょう。
前回の記事でも述べたように当物件は80~90㎡台どころか最大120㎡台まであるゆったりとした高額住戸を設けており、そういった高額住戸にも相応しいデザインを心掛けた結果、このようなデザインが実現したのではないでしょうか。
前回のローレルコート国立さくら通り。
公式ホームページ

お部屋は57㎡の2LDK、西向き中住戸です。西側道路の向かいにはNHK学園高校の校舎があるため視界が妨げられますが、道路沿いにはそのエントランス(アプローチ)がありますので、それなりの離隔は図れています。また、高い建物ではないため南西方向からの日照も得られますね。
間取りは最低でも71㎡を確保していたローレルコート国立にはなかった2LDKタイプで、"2年連続"での供給となることから多少なりとも異なるプランを設けることで多くのニーズを呼び起こそうとしている様子が窺えます。
ただ、57㎡は2LDKとしては平均以上のゆったりとしたもので、柱が非常にきれいにアウトフレーム化されているという意味でもゆとりを感じることが出来そうです。
居室畳数を重視した設計と思われ収納は少々心許ない感じではあるものの、洋室2の引き戸を開くとかなり大きな空間にもなりますし、連窓サッシ×奥行約2mのバルコニーも魅力の1つですね。
坪単価は284万円。同西向き中住戸3LDK(69㎡)と比べるとグロスが嵩まない分、幾らか高めの設定となるようで、同階南向き中住戸3LDK(71㎡)に近い水準になります。
エリア的にはやはり3LDKファミリータイプのニーズがメインになりますし、同程度の単価設定が無難だったように思うのですが、3LDK(70㎡前後)においては奥行の関係で共用廊下側の柱の食い込みが見られるのに対しこちらは上述のように完全アウトフレーム設計でもあるので大きな違和感まではないでしょう。
設備仕様面は、ローレルコート国立(Ⅰ)にはあった乾太くんやディスポーザーが付いていません。
ただ、乾太くんはともかく、小規模ながらディスポーザーが付いていたのは非常に異例のことでしたし(その分、ランニングコストもこちらよりも高い)、こちらは"国立市初"の低炭素建築物認定を受けたエコ・断熱性能の高さが特徴になってくるでしょう。
Ⅰにあったキッチンカップボードこそないものの、食洗機、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンター、タイル貼の廊下、浴室フラットラインLED照明、LDだけでなく洋室1室に床暖房付と、近年のこの単価帯の物件としてはかなり充実しています。
管理費は239円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、総戸数43戸のスケールを鑑みれば違和感はないでしょう。
駐車場は全13台で身障者用のみが平置、残りの12台が機械式になります。
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