バウス東林間【拘りのデザイン×総戸数72戸らしからぬ共用施設】3階67㎡5,298万円(坪単価261万円)

続けて、バウス東林間。

設計・施工はファーストコーポレーションです。ファーストコーポレーションは売主にも名を連ねており深く関わったプロジェクトになります。いわゆる特命受注案件かもしれませんね。

分譲中のバウス藤沢も同様に設計・施工・売主としてファーストコーポレーションが関わっていますし、中央日本土地建物×ファーストコーポレーションはバウスブランド立ち上げ当時から非常によく見かける組み合わせになります。

デザイン監修にはバウス平塚に携わっていたヨハクアーキテクツ(当時はYOHAKU一級建築士事務所)を起用し、「現代の御屋敷」をコンセプトとしていたバウス平塚ほどのインパクト(個性)はないものの、こちらも水平ラインを強調した和を取り入れたデザインが印象的な物件で、こいったエリア・価格帯の物件ではあまり見かけることのない繊細さが窺えます。

東林間という土地を考慮しエントランスの庇だけでなく2階バルコニーの軒天井を木目調、また、エントランスホール天井部にも木調のマテリアルを採用しています。
さらに、大判タイルに加え杉板型枠コンクリートを採用することで、建物全体が単調にならない配慮もあり、ヨハクが携わるバウスシリーズはバウスの中でもデザイン面に一段と力を入れている印象ですね。

また、デザインと共に特長的なのが共用施設で、6階建総戸数72戸ながら「スカイブックラウンジ」があります。
スカイブックラウンジは5階で"スカイ"を名乗るだけのことはある視界抜け(北方向)が望めるラウンジスペースで、青山ブックセンターとの提携(昨今のマンションでは珍しくありません)に加え、テーブルにカウンターデスクと結構な席数を設けた空間になりますので総戸数72戸の物件としては出色のものと言えるでしょう。

ランドプランはコの字型の3棟構成でやや窮屈な印象ではあるものの、3棟に囲まれる中央部分にちょっとした中庭空間を設けるなどの配慮も見受けられます。

前回のバウス東林間

公式ホームページ
SnapCrab_NoName_2023-6-10_10-15-5_No-00.png
お部屋は67㎡の3LDK、南東向き中住戸です。南東向き住戸の中でも敷地東寄りに位置したタイプでシャンテ大通りの向かいが7階建のルネ東林間になります。
ルネは1973年築の歴史を感じる佇まいではあるものの、広大な敷地の大規模物件のため、棟間にゆとり(駐車場)があり、そもそもシャンテ大通りを挟んでのものになるので低層階でも日照への影響は少ないでしょう。

間取りは70㎡に満たないやや小ぶりな3LDKなのですが、やはり引き戸×連窓サッシを採用しているので使い方次第では空間的な広がりが得られますし、玄関にはベビーカーなどを置ける窪み(マルチスペース)が設けられるなど、下足スペースが非常にゆとりある設計になっているのは魅力ですね。下足スペースの窪み自体も多くはありませんが、ここまで下足スペースに奥行があるのはさらに珍しい点になります。

坪単価は261万円。日照良好な中層階住戸ですが、中住戸ですしそのようにルネの影響もあることから物件平均を幾らか下回る水準になっています。

前回の記事で述べたように、昨今の相場高騰を加味しても値上がり感が強く感じるところがあるのですが、そのようにスケール以上に特色豊かな物件に仕上がってはいるのでこのコンセプトにハマる方には面白い物件になると思います。

設備仕様面は、ディスポーザーが付いているのが最大のポイントになるでしょうか。そこそこのスケールがあっても郊外エリア(つまり、単価帯がこなれているエリア)ではディスポーザーが見当たらないケースが少なくなく、スケール以上の共用施設を設けるだけでなく、設備仕様面においてもスケールを考慮しているのは良い点と言えるでしょう。
なお、食洗機は付いていますが、水回りの天然石天板仕様やトイレ手洗いカウンターはなく(トイレは古めかしさのあるタンクタイプ)、基本的にはシンプルな仕様になります。

管理費は247円/㎡。外廊下ですが、総戸数72戸でディスポーザー付、さらに共用施設もあっての水準ですので昨今の相場からすれば控えめな方でしょう。人件費などの影響もあり、都心近郊の物件であればもっと高くなっていた可能性が高いです。

駐車場は全39台で、身障者用を除いた38台が機械式になります。

0 Comments



Post a comment