ブリシア向ヶ丘遊園ステーションフロント【小規模ながら区画整理真っ只中の駅徒歩2分】11階56㎡6,998万円(坪単価414万円)

ブリシア向ヶ丘遊園ステーションフロント。

所在地:神奈川県川崎市多摩区登戸29街区の一部
交通:向ヶ丘遊園駅徒歩2分、登戸駅徒歩9分
用途地域:商業地域
階建、総戸数:11階建、20戸(他店舗1戸)

向ヶ丘遊園駅前、土地区画整理事業地内に誕生する物件で、北口で整備中の駅前広場(ロータリー)から続く区役所通り登栄会商店街沿い(舗装・無電柱化に加え景観面の配慮も行いつつ整備予定)のポジションになります。

かなり建物がそろってきた登戸駅前とは異なり、向ケ丘遊園駅前はまだまだ更地状態の土地も多いのですが、通りを挟み北側には今春にキャンドゥ、カフェ、フィットネスなどの入る商業施設ギンザフォレスト(4~7階は賃貸マンション。また、パチンコ屋さんも入ってますので良いことばかりではないですかね)が開業しましたし、アトラスタワー向ヶ丘遊園の北側では楽しみにしている方も多いであろう三井×小田急のタワマン(低層部には店舗スペース)が予定されているなど、将来的な期待や楽しみも少なくないエリアですね。

買物便は、現状でも良好で、小田急OX徒歩2分、東急ストア徒歩3分、オーケーとライフが徒歩6分、マルエツ徒歩9分と申し分ありません。

一方で、通学区は登戸小学校で徒歩13分と少々距離がありますね。

公式ホームページ
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お部屋は56㎡の3LDK、北東角住戸です。北側はその7階建のギンザフォレストがありますが、この階であれば越えてきます。ただ、その先51街区にはその25階建タワマンが予定されており、将来的には視界への影響があるでしょう。

間取りは1フロア2戸設計のうちの大きな方で、プランは他階と基本的には同じですが、こちら最上階住戸だけはブリシアシリーズお馴染みのオーナーズスカイテラスが付いています。

角住戸ながら全体的に開口部が貧弱なプランであり、いわゆる狭小3LDKとはいえもう少し工夫が欲しかった印象ではあるのですが、約37㎡のスカイテラスに関してはやはり魅力的でしょう。

また、リビングインの洋室2の引き戸がきれいに開け放てるようになっているのも良い点ですね。

坪単価は414万円。ダイエー跡地、南面が五々村堀緑地の駅徒歩4分だったプラウド向ヶ丘遊園(平均坪単価約390万円)の上限水準に近似した設定で、こちらの方が駅に近いとはいえ、ブランド・スケールでは遠く及ばないことを考えるとむしろ単価的にはやや強い印象になるでしょうか。

スカイテラス付であるのはもちろんのこと、50㎡台中盤まで面積を絞った3LDKでグロスが嵩んでいないため大きな違和感はないのですが、このシリーズの定番とはいえ床暖房すらないあまりに淡泊な設備仕様からしてももう少し価格で勝負して欲しかったと思ってしまいます。
近隣物件などとの比較は次記事で行います。

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