クリオ氷川台シーズンテラス【庭屋一如の豊かなプライベートガーデン】2階71㎡8,085万円(坪単価377万円)
続けて、クリオ氷川台シーズンテラス。
設計はトータルブレイン、施工は南海辰村建設です。
未だに南海辰村建設というだけで誹謗中傷を見かけることがあるため、億超え住戸も多い物件であることを異なる選択肢(起用)もあった気はしますけど、最近の南海辰村建設はサンウッド元代々木町やブリリア本郷ステーションフロントといった高額どころの実績も増えており、「南海辰村建設だから~」という視点はナンセンスでしょう。
当物件の最大の特長は、”庭屋一如”をコンセプトとした屋内外が緩やかにつながるランドスケープないし共用空間のデザインです。
空地率は約47%とそこまでではないものの、敷地面積約2,400㎡の半分ほどとなる空地の多く(敷地北側)をプライベートガーデンとし、クリオシリーズらしい水盤、そしてその水盤周りを回遊できる小径やデッキを施すという拘りの空間デザインです。
エントランス(風除室)を抜けた先のホールはこの屋外空間にダイレクトに面しているので、屋内空間なりの快適さ(冷暖房など)には欠けます。とはいえ、もちろん樹木は豊かですし、通り庭・縁側のような心地良さのある空間なので特に春秋の外気が優しい季節は魅力でしょうね。
前回の記事で述べた屋上緑化に加え、駐輪場の上部などにも緑化を施したグリーンに力を入れた物件でもあります。
建物外観デザインという点では共用廊下側(中庭側)の手摺が縦格子手摺になっており、中庭のデザインとのギャップを少なからず感じてはしまうのですが…。
価格帯に幅のある物件の難しいところではありますが、優に1億を超える高額住戸もあることを鑑みるとさらに徹底して欲しかったという思いはありますね。
前回のクリオ氷川台シーズンテラス。
公式ホームページ

お部屋は70㎡超の3LDK、北東角住戸です。当物件は南向きが中心ではあるものの、北側の中庭の東西には東向きと西向き(※3階建。それぞれ1フロア1戸のみなので全て北にも面した角住戸)が存在しています。こちらは敷地北東部に位置しており、北側はコルモピアの青空駐車場及び桜台テニスクラブのテニスコート、東は戸建になるという低層階でも良好なポジションです。
間取りは南向きではないため(当物件の中で売りの方角ではないため)、角住戸ながら70㎡そこそこの一般的な大きさではあるのですが、本来の主開口部となる東側ではなく北側に幅のあるダイレクトサッシを設けているのは素晴らしい点でしょう。
あくまで妻面にはなりますので、視界抜けが得られようと開口部が小さくなるようなケースが一般的なのですが、こちらは視界を考慮した繊細な設計です。東側も幅のある開口部ですし、LDはかなり魅力的ですね。
一方で気になるのは柱の食い込みでしょう。3階建部分ですので柱は細いのですが、そうはいっても食い込みが気になりますね。そういった点も影響したのか70㎡超のわりには洗面所がかなり小さくなってしまっているのも残念です。
坪単価は377万円。そのように物件内では数少ない"ノン南向き"ということで平均で400万円程度になる物件内では控えめな設定になっています。
ただ、日照時間は短いとはいえ北側の視界は良好、サービスバルコニーからはプライベートガーデンも望めるポジションの駅徒歩4分ですので、わりと現実的な方だと思いますね。
設備仕様面は、スケールを鑑みればディスポーザーがないのは仕方ないとも思うのですが、やはり1億超(坪単価500万円超)のようなお部屋を検討する場合には少々残念な印象にはなるでしょうね。
ただ、食洗機、トイレ手洗いカウンター、フィオレストーンのキッチン天板、さらにタッチレス水栓も備わっています。
管理費は249円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですのでやや高めですが、総戸数54戸のスケールを鑑みれば違和感はないでしょう。
駐車場は全19台で1台のみが平置、18台が機械式になります。
設計はトータルブレイン、施工は南海辰村建設です。
未だに南海辰村建設というだけで誹謗中傷を見かけることがあるため、億超え住戸も多い物件であることを異なる選択肢(起用)もあった気はしますけど、最近の南海辰村建設はサンウッド元代々木町やブリリア本郷ステーションフロントといった高額どころの実績も増えており、「南海辰村建設だから~」という視点はナンセンスでしょう。
当物件の最大の特長は、”庭屋一如”をコンセプトとした屋内外が緩やかにつながるランドスケープないし共用空間のデザインです。
空地率は約47%とそこまでではないものの、敷地面積約2,400㎡の半分ほどとなる空地の多く(敷地北側)をプライベートガーデンとし、クリオシリーズらしい水盤、そしてその水盤周りを回遊できる小径やデッキを施すという拘りの空間デザインです。
エントランス(風除室)を抜けた先のホールはこの屋外空間にダイレクトに面しているので、屋内空間なりの快適さ(冷暖房など)には欠けます。とはいえ、もちろん樹木は豊かですし、通り庭・縁側のような心地良さのある空間なので特に春秋の外気が優しい季節は魅力でしょうね。
前回の記事で述べた屋上緑化に加え、駐輪場の上部などにも緑化を施したグリーンに力を入れた物件でもあります。
建物外観デザインという点では共用廊下側(中庭側)の手摺が縦格子手摺になっており、中庭のデザインとのギャップを少なからず感じてはしまうのですが…。
価格帯に幅のある物件の難しいところではありますが、優に1億を超える高額住戸もあることを鑑みるとさらに徹底して欲しかったという思いはありますね。
前回のクリオ氷川台シーズンテラス。
公式ホームページ

お部屋は70㎡超の3LDK、北東角住戸です。当物件は南向きが中心ではあるものの、北側の中庭の東西には東向きと西向き(※3階建。それぞれ1フロア1戸のみなので全て北にも面した角住戸)が存在しています。こちらは敷地北東部に位置しており、北側はコルモピアの青空駐車場及び桜台テニスクラブのテニスコート、東は戸建になるという低層階でも良好なポジションです。
間取りは南向きではないため(当物件の中で売りの方角ではないため)、角住戸ながら70㎡そこそこの一般的な大きさではあるのですが、本来の主開口部となる東側ではなく北側に幅のあるダイレクトサッシを設けているのは素晴らしい点でしょう。
あくまで妻面にはなりますので、視界抜けが得られようと開口部が小さくなるようなケースが一般的なのですが、こちらは視界を考慮した繊細な設計です。東側も幅のある開口部ですし、LDはかなり魅力的ですね。
一方で気になるのは柱の食い込みでしょう。3階建部分ですので柱は細いのですが、そうはいっても食い込みが気になりますね。そういった点も影響したのか70㎡超のわりには洗面所がかなり小さくなってしまっているのも残念です。
坪単価は377万円。そのように物件内では数少ない"ノン南向き"ということで平均で400万円程度になる物件内では控えめな設定になっています。
ただ、日照時間は短いとはいえ北側の視界は良好、サービスバルコニーからはプライベートガーデンも望めるポジションの駅徒歩4分ですので、わりと現実的な方だと思いますね。
設備仕様面は、スケールを鑑みればディスポーザーがないのは仕方ないとも思うのですが、やはり1億超(坪単価500万円超)のようなお部屋を検討する場合には少々残念な印象にはなるでしょうね。
ただ、食洗機、トイレ手洗いカウンター、フィオレストーンのキッチン天板、さらにタッチレス水栓も備わっています。
管理費は249円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですのでやや高めですが、総戸数54戸のスケールを鑑みれば違和感はないでしょう。
駐車場は全19台で1台のみが平置、18台が機械式になります。
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