レフィールオーブ代々木【新宿駅徒歩4分×神宮の杜ビュー】15階67㎡575,000円(坪賃料28,337円)

レフィールオーブ代々木。【賃貸版】になります。

所在地:東京都渋谷区代々木2-27-18
交通:南新宿駅徒歩3分、代々木駅徒歩4分、新宿駅徒歩4分(都営線)
用途地域:商業地域、第二種住居地域
階建、総戸数:15階建、72戸

新宿駅の徒歩4分は都営線ですが、JR新宿駅(新南口)も徒歩8分ほど、また、そもそもJR代々木駅が徒歩4分となる超高利便な地に誕生する物件です。

こちらはJR東京総合病院の向かいとなるポジションで、この界隈にはファミール新宿グランスイートタワーなど若干ながら分譲マンションも存在しているエリアにはなりますが、分譲・賃貸問わずマンションが貴重なことに違いはありません。
新宿駅方面へは新宿マインズタワーの出入り口が利用できそこまではわずか徒歩3分です。

また、驚きなのが南面条件ですね。
これだけの都心立地ですので近隣にはそこそこの高さの建物もあるのですが、敷地の途中から南西方向が第二種住居地域になっており、5~6階建以下の低めの建物が多いため、上層階からは神宮の杜も含めた抜群の視界抜けが享受出来るという稀な立地条件です。

「レフィール」の名の通り安田不動産によるプロジェクトで、安田不動産はレフィールブランドでの分譲も行っていることから分譲になっていても何ら不思議ではない好立地なのですが、敷地面積800㎡に満たないやや小ぶりなスケールで(共用面などでの高級感を生み出すのは簡単ではない)、このご時世だと超高単価にならざるを得ないことから”分譲向きではない”と判断したのかもしれません。

買物便は、スーパーで言うと、まいばす徒歩1分、マルマンストア徒歩6分、リコス徒歩7分といった感じで悪くありません。

設計はIAO竹田設計、施工は大京穴吹建設です。

高価格帯の分譲マンション実績が豊富なIAO竹田を起用したデザイン面だけでなく、ゼッチ・マンションでもあるなど随所に賃貸らしからぬ拘りが窺える物件です。

センスの良い植栽が施された小径のアプローチ、結界性の高いシックなデザインを纏ったエントランス、そして、壁面緑化のエントランスホールへと続く一連の共用空間からは高級賃貸らしさが窺えます。

分譲になっていたとしたらもうワンランク上の高級感が必要だったかもしれませんが、ラウンジスペースは同時に10人程度が利用できる大きさがありますし、壁面を木目調としたデザインの内廊下も賃貸としては悪いものではありません。

公式ホームページ
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お部屋は67㎡の2LDK、南角住戸です。そのように南西方向には第二種住居地域が広がっており、南方向には明治神宮・代々木公園の緑も望める絶好のポジションです。小田急線の線路の影響もあるにはありますが、隣接しているわけではないですし、それを補って余りある魅力があるでしょう。

間取りは60㎡台後半の大きさがありながら2LDKになっているので居室畳数にゆとりを感じますね。

ただ、柱の食い込み自体はいわゆる賃貸クオリティですし、そのような絶好の眺望を生かせているとは言い難い貧弱な開口部は残念でなりません。

敷地形状的に南東向きのプラン構成(南東向きを主開口部とする設計)になってしまったのだと思いますが(南東側は線路の先に高い建物があります)、凄く勿体ない印象を受けてしまいますね…。

当物件の敷地南西部(高さが出せない第二種住居地域側)には5階建の棟があるなど設計は一筋縄ではいかなかったはずですが、上層階の南西面(妻面)の開口部を大きなものにすること自体はけして難しくないはずです。

坪賃料は28,337円。確かに立地(交通利便性と眺望)はスペシャルではあるものの、住宅地としてブランド感のあるエリアではないですし、この立地を生かせているとは言い難いプランなどを鑑みると強気な水準に感じますね。
上述のように共用・デザイン面も悪くはないのですが、流石にこの賃料帯ともなると弱く感じますし…。

表面利回り3.5%換算で分譲想定価格が約19,700万円(坪単価971)、4%としても約17,300万円(坪単価853万円)となることからも賃料設定が高いように思います。

設備仕様面は、もちろんディスポーザーはありませんし、床暖房も備わっていない賃貸らしいものになります。
ただ、50㎡台以上には食洗機やトイレ手洗いカウンターが付いており、グロス賃料が立派な物件なりの配慮を多少なりとも感じますね。
全室エアコン完備、また、玄関前共用廊下には各戸専用の宅配ボックスも備わっています。

なお、駐車場はありません。

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