プレシス横浜新杉田【窓とカウンターのあるゆとりの玄関】4階62㎡4,470万円(坪単価239万円)

続けて、プレシス横浜新杉田。

設計は西尾建築設計、施工は上滝です。

敷地西側の第一種住居地域においては高度地区による斜線制限の影響もある7階建で、総戸数は52戸とけして大きな建物ではありません。

ただ、敷地面積は1,100㎡とそこそこの大きさがあり、東面の横須賀街道に加え敷地南西側も接道した角地、さらに、周囲に高い建物がほとんどないエリアのためそこそこ存在感のある物件にはなりそうですね。

デザイン監修はこのシリーズお馴染みのシー・アンド・スタイルで、外観は太さ・本数の異なるマリオンを不規則にデザインしているのが印象的です。
エントランスは横須賀街道沿いの東側に設けられており、若干セットバックされてはいるものの、エントランスホールはややこじんまりとした印象で、もう少しゆとり(インパクト)があると良かったようには思いますね。

前回のプレシス横浜新杉田

公式ホームページ
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お部屋は62㎡の3LDK、北東角住戸です。先ほどのお部屋は南西向きの棟(横須賀街道の内側に位置し、内側の住居系エリアを望むポジション)であったのに対し、こちらは横須賀街道沿いの敷地東側に位置し、横須賀街道を望む東向きの棟にあります。

この階であれば北側は横須賀街道の歩道橋を越えますし、横須賀街道の向かい(東)もガスとや戸建など低層建物で構成されているため視界自体は優れているのですが、賑やかなポジションであることは確かですね。

間取りは60㎡そこそこの3LDKで、プレシスの十八番である狭小3LDKになります。
ただ、当物件にも存在する50㎡台中盤の3LDKに比べれば大きな方ですし、ベッドルーム3の引き戸を開け放つことで広々とした2LDK的に使うことが出来るのも良いですね。
プレシスではよく見かける"ストレージ前に引き戸の扉が格納できる"繊細な設計です。

角住戸にしては廊下も短い方ですし、玄関に窓が設けられているあたりも魅力の1つでしょう。玄関下足スペースにゆとりがあるのも良い点、また、玄関中央部にわりと幅のあるカウンター(上部吊戸棚、下部下足入れ)があるのは珍しい点ですね。

坪単価は239万円。南西向きは低層階でもこれ以上の水準になっていますが、東向きはやはり横須賀街道の影響や日照時間の短さなどが考慮され控えめな単価設定になっているようです。
上述のように視界抜けも得られるわけですし、60㎡そこそこまで面積を絞っているわりには単価もまずまず抑えられている方だとは思いますね。

設備仕様面は、スケール・価格帯的にディスポーザーや水回りの天然石天板仕様がないことに違和感はありません。食洗機に加え、トイレ手洗いカウンターが付いています。

管理費は202円/㎡。ディスポーザーはありませんが、小規模で内廊下設計を採用した物件ではあるので昨今はこのぐらいになるでしょうね。

駐車場は全13台で機械式になります。

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