アトラス白金台レジデンス【低層住宅街を望む5⇒10階建】4階70㎡15,798万円(坪単価746万円)

アトラス白金台レジデンス。

所在地:東京都港区白金台2-2-163(地番)
交通:高輪台駅徒歩3分、白金台駅徒歩11分、品川駅徒歩15分
用途地域:第一種住居地域、商業地域
階建、総戸数:10階建、44戸(非分譲住戸27戸含む)

プラウドタワー白金台の南隣、桜田通りから1本内に入ったポジションに誕生する物件です。白金台パークハウスの建替プロジェクトなので非分譲住戸(地権者住戸)が多くなっています。

白金台パークハウスは5階建でしたが、こちらは敷地東側のわずかな商業地域側(高さ40m制限)に10階建、西側の第一種住居地域側(24m制限×第3種高度地区)も8階建(10階建部分と一体ではある)というギリギリまで高さを追求していますね。
西側はちょっと先からさらに高さ制限が厳しくなる第一種中高層住居専用地域(17m制限×第2種高度地区)の低層住宅街が広がっているため、西方向にかなり気持ちの良い眺望が楽しめるポジションになります。

白金台駅は距離がある上、アプローチの起伏がきついものの、高輪台駅はかなり近いため交通便も上々ですね。

また、買物便は、スーパーで言うと徒歩10分圏内はマルエツリンコスの徒歩4分のみなのですが、品川駅が徒歩15分となることからお分かりのように、品川駅や高輪ゲートウェイ駅周りの広大な再開発エリアが徒歩圏(特に高輪三丁目地区は身近)になりますので、将来的に利便性が増すのは間違いないでしょう。

通学区は、白金小学校で徒歩6分の良好な距離感です。

公式ホームページ
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お部屋は70㎡の3LDK、北西角住戸です。真北方向はプラウドタワーを避けることが出来ていますし、西側はそのように低層住宅街(主に3階建)が広がっているので、この階でも視界抜けが得られます。

間取りは一般分譲住戸の中で最も大きなものでギリギリながら70㎡を超えています。
ただ、角住戸なりに廊下が長く、高額住戸のためか玄関の造りもかなりゆとりがあるため居室周りは少々手狭な印象ですね。
オープンキッチンではないのでLDKとしての空間的な広がりも感じにくいように思います。

LDや洋室3は柱の食い込みも目立ちますし、角住戸にしては地味なLDの開口部も残念ですね。
敷地形状に沿うように東側にも開口部を設けたことで、キッチンにも窓があるのは魅力ですが…。

坪単価は746万円。眺望的な魅力が増す上層階になると800万円近い水準になる一方で、視界抜けが望めない西向き以外には600万円台後半のプランもあり、平均は700万円台前半になりそうです。

近年の近隣供給事例としては、ザ・パークハウス高輪プレイス(2023年分譲/品川駅徒歩8分/約815万円)、オープンレジデンシア島津山コート(2022年分譲/高輪台駅徒歩5分/約505万円)、ピアース白金台三丁目(2022年分譲/白金台駅徒歩4分/約610万円)、パークレ・ジェイド白金レジデンス(2021年分譲/白金台駅徒歩6分/約780万円)、アトラスタワー白金レジデンシャル(2021年分譲/白金高輪駅徒歩3分/約660万円)、ディアナコート池田山公園(2021年分譲/白金台駅徒歩8分/約530万円)、オープンレジデンシア高輪ザ・ハウス(2021年分譲/高輪台駅徒歩4分/約585万円)、グランドメゾン池田山(2020年分譲/五反田駅徒歩5分/約710万円)と言った感じです。

一口に白金・高輪界隈と言っても物件のタイプ、立地条件は様々で単価のバラツキが大きいですね。

こちらはいわゆる白金の低層住宅街の一画ではないですし、タワマンのようなランドマーク性やスケール感もない中でしっかりとした水準だとは思うものの(さらに言えば間取りも今一つ)、やはりこのエリアは近隣で再開発が行われるという魅力があり、そういったところもいくらか織り込んできているのでしょう。

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