ルピアコート本川越ステーションビュー【東西ダブルエントランスの全戸南向き×乾太くん搭載】5階46㎡4,488万円(坪単価323万円)

続けて、ルピアコート本川越ステーションビュー。

設計はデベロップデザイン、施工は川村公営です。

30~50㎡台のみの構成とはいえ、総戸数113戸のスケールがあり、敷地面積は1,400㎡弱あります。

最大の特長になるのが、前回の記事でも述べた東西両面が接道し、かつ、東西に長い敷地形状を生かしたダブルエントランス設計で、敷地東側に設けられたメインエントランスは奥行あるアプローチが素敵ですね。

クレアモールの喧騒を和らげる意味合いもあるであろう奥行あるアプローチ沿いには木々が彩られますし、アプローチもクランクインになりますのでプライバシーにも優れています。
ホール兼ラウンジはやや小さ目ではあるものの、デザイン的には悪くないですね。
ホール内には蔵の街並みをモチーフとした意匠を採用するなどこの地ならではの部分も見受けられます。

外観に関してもやはり商家の黒漆喰をモチーフにしたダークな色調を採用し、以下のプランからもお分かりのように中住戸にも数多くのダイレクトサッシを用いたことで外観的なインパクトもかなりのものですね。

前回のルピアコート本川越ステーションビュー

公式ホームページ
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お部屋は46㎡の1LDK+S、南向き中住戸です。南側はおよそ3階相当の本川越駅前立体駐車場であり、この階であれば日照・視界良好です。屋上駐車場からの視線、また、前回の記事でも述べた将来的なドミノリスクは気になる点でしょう。

間取りは40㎡台半ばの実質2LDKで、先ほどの59㎡の2LDKと比べると大分小さくはなりますね。

やはり柱による凹凸が気にはなりますし、この面積帯だと流石に1室1室は手狭になります。
LDKでの10畳なのでLDの入口付近の動線部を除いた純粋なLDはかなり小さいですし、隣接するベッドルームの引き戸がウォールドアなどになっていないためLDと一体利用しにくいのも残念ですね。

サービスルームだけでなくシューズインクロークにも窓があるのは良い点でしょう。

坪単価は323万円。中層階ということで物件平均と大差ない水準です。

コンパクトだと日照良好(南面良好)はそこまでプラスにはならないですし、そのようにどうしても将来的なドミノリスクが伴う立地ではあるのでそこをどのように考えるかで評価が分かれる水準でしょうね。

ちなみに、駅前とはいえ全戸南向きならばファミリータイプ(60㎡台以上)があるのがむしろ自然な印象なのですが、コンパクトの方が単価が伸ばしやすいでしょうし、やはりドミノリスクが考慮されてのプランニングなのだと思います。

設備仕様面は、30〜50㎡台のみの物件ですのでディスポーザーがないのは当然でしょう。そもそも総戸数113戸とはいえ、ファミリータイプ(70㎡前後)に換算するとせいぜい総戸数60戸ほどのスケールしかないですしね。

トイレ手洗いカウンターがないどころか食洗機がオプションなのは残念ですが、キッチン背後に食器棚標準装備、さらに、乾太くんも搭載は魅力ですね。

管理費は242円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下で、ファミリータイプ換算で総戸数60戸程度のスケールがあると考えるとやや高い印象にはなるでしょう。
ただ、エレベーターは2基ありますし、違和感のあるレベルではありません。

駐車場は全18台で身障者用を除き機械式になります。

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