ミオカステーロ綱島【デザインは地味だけど床暖も充実のゼッチマンション】10階37㎡4,648万円(坪単価411万円)

続けて、ミオカステーロ綱島。

設計・施工はデベロッパーでもある山田建設です。

敷地面積360㎡に過ぎないかなり小さな物件という影響もなくはないのでしょうが、このシリーズは基本的にシンプルなデザインになっていることが多く、こちらも素っ気ない感じではありますね。

特に驚きはないものの、坪単価300万円台後半〜400万円ほどのお部屋が多い物件であることを鑑みると、もう少し華やかさや重厚さといったものを醸し出せる部分があると良かったようには思います。

ただ、ゼッチ基準を満たしたエコ・断熱性能の高い物件で、見てくれよりも”内面”を重視しているあたりはゼネコンデベロッパーらしい好感の持てる点と言えるでしょう。

前回のミオカステーロ綱島

公式ホームページ
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お部屋は37㎡の1LDK、南東角住戸です。いずれも接道していませんが、南は低層の市営駐輪場の先に7階建のニックハイム、東もニックハイムと同じぐらいの高さのマンションですので、この最上階ならば日照はもちろんのこと、視界抜けも出てきます。

間取りは1LDKとしては大きな37㎡で、柱が完全にアウトフレーム化されていることに驚かされます。
このような小規模物件、なおかつ、30㎡台のコンパクトプランにこういった配慮がなされることは稀なことで、バルコニーがかなり大きなあたりも魅力ですね。

廊下がコンパクトなので効率性もとても高いタイプ、また、浴室窓も魅力的でしょう。

坪単価は411万円。低層階は360万円ほどとかなり差があるのですが、低層階は両面共に近いところで視界が妨げられる(特にメインとなる東方向が厳しい)ことによるものです。

昨今は30㎡台前半の1LDKが主流であることを鑑みるとこちらの37㎡のグロスはそこそこに嵩んでいる印象ではあるのですが、完全アウトフレームの設計により実質坪単価はもっと低いと見るべきですし、ワイドスパンの間取りや充実した設備も魅力的ですので大きな違和感はないように思います。
ただ、そういった観点(アウトフレームやプランの出来)でプランを見る(価格を見定める)ことの出来る方は多くはないですし、シンプルに数字だけを見ると少々強気な印象にはなりますかね。

設備仕様面は、小規模のためディスポーザーはありませんが、食洗機、ミストサウナ、トイレ手洗い器に加え食器棚も標準装備されています。コンパクトタイプが多い物件にしても充実していますね。
ゼッチ基準を満たしやすくするための施策ではありますが、主寝室に床暖房が付いているあたりもポイントの1つです。

管理費は249円/㎡。ディスポーザーはありませんが、内廊下の小規模物件ですので意外なほどリーズナブルですね。

駐車場は平置1台のみとなります。

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