ヴェレーナパレ・ド・クラッセ【存在感のある外観とエントランス】3階72㎡4,698万円(坪単価215万円)

続けて、ヴェレーナパレ・ド・クラッセ。

設計はインターナショナル岩田企画、施工は大木建設です。

デザイン監修は、お馴染みのインターデザインで、ベースはやはりユーロテイストになります。
ただ、やはりひと頃と比べるとユーロ感が抑えられ、万人ウケするデザインを心掛けているようで、中住戸にもダイレクトサッシを設けたことによる透明感、さらに、シックなトーンの二重キャノピーに加え、ライムストーンを用いたエントランス周りの雰囲気からはモダンさが感じられます。

敷地面積約2,000㎡あるとはいえ、空地は駐車場(1階住戸の専用駐車場含む)が多くを占める感じなので、特段の共用面でのゆとりを感じることはないのですが、敷地南西部のエントランスアプローチは比較的奥行があります。

エントランスホールは総戸数75戸にしてはややこじんまりとした印象ではあるものの、エントランスホール脇に独立したオーナーズラウンジ(ソファセットに加え、カウンタースペースも設けられたそこそこの大きさの空間)があるのは悪くないでしょう。

前回のヴェレーナパレ・ド・クラッセ

公式ホームページ
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お部屋は72㎡の3LDK、南向き中住戸です。前回の記事でも述べたように、道路の向かい南側の隣接区画は戸建などの低層住宅ばかりなのでこの階でも日照良好です。道路は細めですが、1階住戸にはそのように専用駐車場などもありますので前建との離隔も十分ですね。
敷地形状に沿って西側隣接住戸が南側に凸になっている影響で、南西方向からの日照が得にくいあたりはデメリットになります。

間取りはしっかりと70㎡台に乗せた中住戸で、近年の狭小トレンド下においてはむしろゆとりを感じることが出来るでしょう。

共用廊下側の柱の食い込みは残念ですが、引き戸×連窓サッシにより広がりのある空間としても使えるLD~洋室3は良いですし、効率性も上々のため収納面の充実も図れていますね。

坪単価は215万円。低層階のため物件内の下限に近い水準です。少し面積が小さくはなりますが、駅近のシティハウス竹ノ塚の低層階3LDK(68~70㎡)とグロスがほとんど変わりません。

その前に分譲されたクリオ竹ノ塚グレイステラスが駅徒歩10分ながらシティハウスと大差ない水準でしたので、そことの比較では大きな違和感はないのですが、ここは駅徒歩15分ですのでこういった低層階中住戸ならばもう少しパンチある価格設定にお目にかかりたかったですね。

設備仕様面は、総戸数75戸のそこそこのスケールがありながらディスポーザーはありません。価格帯的に大きな違和感はないものの、ちょっと残念ですね。食洗機、ミストサウナ、天然石のキッチン天板(9階以上)、アグアクリーン(活水器)は備わっています。

管理費は205円/㎡。そこそこのスケールがあるディスポーザーなしの外廊下物件なのでまずまずですね。
エレベーターは普通に1基(75戸なので1基が一般的)になります。

駐車場は全41台で、1階住戸に備わる専用駐車場が6台、身障者用1台、残りの34台が機械式になります。

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