エクセレントシティ横浜桜木町プロジェクト【サブアプローチも設けられた南東・南西角地】2階43㎡4,599万円（坪単価354万円）

続けて、エクセレントシティ横浜桜木町プロジェクト。

設計・施工はもちろんデベロッパーでもある新日本建設です。

敷地面積約850㎡ほどの小ぶりな物件で、空地率も約43％と高くありません。
ただ、南東・南西の角地という点は分かりやすい魅力ですし、間口が広いことからメインアプローチ以外にもサブアプローチ（駐輪場側）、さらに駐車場アプローチも含め歩車分離が良好なあたりに好感が持てますね。

風除室の手前のメインアプローチも比較的ゆとり（幅・奥行）がありますし、質感豊かなマテリアルや間接照明を用いたことでデザイン的にも見栄えのするものです。
また、外観はホワイトベースのシンプルなデザインながら、一部にブラックのマリオンを施すなど単調になることを回避しています。

前回のエクセレントシティ横浜桜木町プロジェクト。

公式ホームページ

お部屋は43㎡の1LDK、南東向き中住戸です。南東側は道路、コインパーキング（青空）、4階建マンションという並びなので、低層階でも日照が得られます。

間取りは住宅ローン控除の適用を考慮したと思われる43㎡弱の大きな1LDKで、居室畳数・収納共にゆとりがありますね。特に収納にはかなりの面積が割かれており、そういったあたりを求める方には合うタイプだと思います。

先ほどの角住戸もそうでしたが、スパンのわりに開口部幅がイマイチなのは残念な点になるでしょう。

坪単価は354万円。35㎡には330万円ほど（パンダ的な意味合いなのでしょう）のものもあるぐらいで、面積による単価差はほとんど感じられません。
そのため、立地的な厳しさを感じずにはいられない50～60㎡台に比べればマシな価格設定と感じるのですが、こちらは1LDKとしてはかなり大きく、住宅ローン控除の適用があるとはいえグロスがそこそこに嵩んでしまっているのは気になる点でしょう。

設備仕様面は、コンパクトタイプの多い総戸数70戸なのでディスポーザーがないのは当然でしょう。食洗機、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンター、エクセレントウォータープラスが備わっており、違和感はありません。

管理費は240円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、けして大きな物件ではありませんので200円台半ばであればまずまずですね。

駐車場は全8台で、内訳は平置4台、機械式4台になります。別途カーシェア用が1台あります。