オープンレジデンシア練馬桜台コート【そこそこのスケールながらも駐車場なし、駐輪場は地下の窮屈なランドプラン】56㎡5,788万円(坪単価340万円)
続けて、オープンレジデンシア練馬桜台コート。
設計は長谷建築設計事務所、施工はオープンハウス・アーキテクトです。
南と西が接道していながら、敷地南西部は第三者所有地があるという少々歪な敷地形状ではあるのですが、前回の記事でも述べたように敷地面積1,200㎡超のそこそこのスケール感(オプレジでは大き目のスケール)を有した物件になります。
空地率は約38%と低く、全体的にゆとりを感じにくいランドプランで、空地にゆとりがなく、かつ、地上階住戸を多くしたがゆえに駐輪場が地下になってしまっているあたりは残念ではあるのですが(駐車場もありません)、エントランス周りだけは広がりのある造りになっています。
南側道路沿いに設けられたエントランスアプローチは、奥行は普通ながら幅的にはかなりゆったりとしたもので、そこからガラスを介し一直線に風除室~エントランスホールが続く設計になっているため、道路沿いからも視線が抜けて空間的な広がりを感じることが出来るでしょう。
プライバシーという点では芳しくはないものの、間接照明などを用いたエントランスホール内部のデザインもなかなかのものですし、オプレジの中では見映えのするデザインになっていると思いますね。アプローチには物件名(サイン)が付された袖壁がありますが、その袖壁のマテリアルも上品な感じで素敵なのです。
外観に関してはとりわけ目立ちはしませんが、オプレジの高額ラインで起用されることが多い長谷建築設計事務所が携わった物件だけあって全体的なデザインクオリティはオプレジの中では上位に入ると思いますね。
前回のオープンレジデンシア練馬桜台コート。
公式ホームページ

お部屋は56㎡の1LDK+S、東向き中住戸です。東方向は道路の手前に3・5階建があり、視界が抜けきらない中層階住戸になります。南東方向からの日照は得られはするものの、当物件の南向きや西向きとは異なり接道していないのもちょっと残念ではありますね。
間取りは56㎡の実質2LDK(1LDK+S)ということで、1室1室にゆとりがありますね。
バルコニー側の柱はオプレジらしく食い込んではいるものの、玄関・廊下を短めに出来たためかLD単体で12.1畳と意外なほどゆったりしています(※LDの入口付近に実質的な廊下部分が大きく食い込んでいることに注意が必要です)。
サービスルームが生じてはいますが、共用廊下との間に大きな吹抜を設けているのでプライバシー面や採光面も一般的な共用廊下側の居室に比べれば優れています。
一方で残念なのは東面の開口部でしょうね。
いずれも小さな3つの開口部に分かれており、オプレジらしいと言えばそれまでですが、柱の食い込みによりベッドルームの引き戸の方立ても大きいため空間的な広がりも得にくいです。
バルコニー側の開口部だけでなく、ダイレクト部分も床上すぐのところから梁下までの高さのあるものになっているのは良い点ではありますが…。
坪単価は340万円。先ほどの最上階南東角住戸と大差ない水準で、専有面積が小さい分グロスの嵩みが抑えられていることが影響したお値段設定ですね。
効率性は悪くはありませんが、"魅力的な間取り"とは言い難いですし、視界抜けが得られるわけでもありませんのでもう少し単価が抑えられていてもおかしくなかったようには思います。
設備仕様面は、ディスポーザーや水回りの天然石天板仕様どころか、食洗機やトイレ手洗いカウンターすらもないシンプルなものになります。
面積帯は少々異なりますが、こちらよりも遥かに上の単価帯のオープンレジデンシア笹塚ですらこのグレードでしたし、近年のオプレジの傾向からすると既定路線ではあるのですが…。
管理費は284円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、スケール的にはそこまで小さな物件ではないので、昨今のインフレの影響を感じる水準ですね。もう少し安く出来ていると良かったようには思います。
なお、駐車場はありません。
設計は長谷建築設計事務所、施工はオープンハウス・アーキテクトです。
南と西が接道していながら、敷地南西部は第三者所有地があるという少々歪な敷地形状ではあるのですが、前回の記事でも述べたように敷地面積1,200㎡超のそこそこのスケール感(オプレジでは大き目のスケール)を有した物件になります。
空地率は約38%と低く、全体的にゆとりを感じにくいランドプランで、空地にゆとりがなく、かつ、地上階住戸を多くしたがゆえに駐輪場が地下になってしまっているあたりは残念ではあるのですが(駐車場もありません)、エントランス周りだけは広がりのある造りになっています。
南側道路沿いに設けられたエントランスアプローチは、奥行は普通ながら幅的にはかなりゆったりとしたもので、そこからガラスを介し一直線に風除室~エントランスホールが続く設計になっているため、道路沿いからも視線が抜けて空間的な広がりを感じることが出来るでしょう。
プライバシーという点では芳しくはないものの、間接照明などを用いたエントランスホール内部のデザインもなかなかのものですし、オプレジの中では見映えのするデザインになっていると思いますね。アプローチには物件名(サイン)が付された袖壁がありますが、その袖壁のマテリアルも上品な感じで素敵なのです。
外観に関してはとりわけ目立ちはしませんが、オプレジの高額ラインで起用されることが多い長谷建築設計事務所が携わった物件だけあって全体的なデザインクオリティはオプレジの中では上位に入ると思いますね。
前回のオープンレジデンシア練馬桜台コート。
公式ホームページ

お部屋は56㎡の1LDK+S、東向き中住戸です。東方向は道路の手前に3・5階建があり、視界が抜けきらない中層階住戸になります。南東方向からの日照は得られはするものの、当物件の南向きや西向きとは異なり接道していないのもちょっと残念ではありますね。
間取りは56㎡の実質2LDK(1LDK+S)ということで、1室1室にゆとりがありますね。
バルコニー側の柱はオプレジらしく食い込んではいるものの、玄関・廊下を短めに出来たためかLD単体で12.1畳と意外なほどゆったりしています(※LDの入口付近に実質的な廊下部分が大きく食い込んでいることに注意が必要です)。
サービスルームが生じてはいますが、共用廊下との間に大きな吹抜を設けているのでプライバシー面や採光面も一般的な共用廊下側の居室に比べれば優れています。
一方で残念なのは東面の開口部でしょうね。
いずれも小さな3つの開口部に分かれており、オプレジらしいと言えばそれまでですが、柱の食い込みによりベッドルームの引き戸の方立ても大きいため空間的な広がりも得にくいです。
バルコニー側の開口部だけでなく、ダイレクト部分も床上すぐのところから梁下までの高さのあるものになっているのは良い点ではありますが…。
坪単価は340万円。先ほどの最上階南東角住戸と大差ない水準で、専有面積が小さい分グロスの嵩みが抑えられていることが影響したお値段設定ですね。
効率性は悪くはありませんが、"魅力的な間取り"とは言い難いですし、視界抜けが得られるわけでもありませんのでもう少し単価が抑えられていてもおかしくなかったようには思います。
設備仕様面は、ディスポーザーや水回りの天然石天板仕様どころか、食洗機やトイレ手洗いカウンターすらもないシンプルなものになります。
面積帯は少々異なりますが、こちらよりも遥かに上の単価帯のオープンレジデンシア笹塚ですらこのグレードでしたし、近年のオプレジの傾向からすると既定路線ではあるのですが…。
管理費は284円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、スケール的にはそこまで小さな物件ではないので、昨今のインフレの影響を感じる水準ですね。もう少し安く出来ていると良かったようには思います。
なお、駐車場はありません。
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