プロミライズ青葉台【完全アウトフレーム×充実の共用空間】2階68㎡5,448万円(坪単価267万円)
続けて、プロミライズ青葉台。
設計は松田平田設計、施工は五洋建設です。
総開発面積4.4ha×総戸数761戸の超ビッグプロジェクトではありますが、タワマンなどのような高い技術力が必要なわけではありませんのでこういったネームバリューのある会社が起用されるのは横浜市住宅供給公社物件ならではと言えるでしょう。
ゼッチ基準を満たしていないのはちょっと残念ではありますけどもね。
当物件の最大のポイントはやはり完全アウトフレーム設計でしょう。このご時世として”絶対的に価格を抑えている”ことが当物件の最も分かりやすい魅力ではあるのでしょうが、このような単価帯(価格帯)を実現しつつ完全アウトフレームというのは本当に素晴らしいですよね。
またまた名前を出してしまい恐縮なのですが、同横浜市住宅供給公社の横浜ミッドベースタワーレジデンスは柱の食い込みがあまりにひどすぎて散々言わせてもらったのですが(免震、スケルトンインフィルなどは流石でした)、その甲斐あったのか(?笑)、昨今のこの単価帯ではそうは見られない美しい設計が採用された物件になります。
外観デザインは、ガラス手摺に音符をイメージしたというアクセントガラスを採用するなどの変化を持たせているとはいえ、やや単調な印象がありますし、共用廊下側(ロの字配棟が多く、主に敷地内側にはなるがウォークスルーのセンターウォーク)は基本的に縦格子手摺になっているといった淡泊さもあるにはあります。
しかしながら、そのセンターウォーク周りだけでなく、それぞれのブロック周りも非常に豊かな緑が施された物件ですし(B1とB2ブロック感には緑豊かな散策路シーズンウォーク)、前回の記事で述べたように、そもそもその道路で分断された5ブロックをセンターウォークやセンターサークルで緩やかに連続・連携させるランドプランを採用していること自体がとても上手だと思いますね。
共用施設としては、センターサークルの3階建セントラルコアに、ラウンジ、ミーティングルーム、キッズスペース、キッチンスタジオ、スタディルーム(個室ブース付)、シアタールーム、ミュージックルーム、ゲストルーム×3、ルーフテラスがあり、充実しています。1階のエントランスホール~ラウンジにかけて2層吹抜の気持ちの良い大空間が広がっているあたりも大きな魅力になるでしょうね。
また、それぞれの棟にもしっかりとした大きさのラウンジやスタディスペースが備わっており、総戸数761戸というスケール以上の充実具合と言えるのではないでしょうか。
凄く特徴のある共用施設こそありませんが、総戸数100戸ちょっとの各棟それぞれに共用施設があるあたりはハルミフラッグをも彷彿させますね(ハルミフラッグはさらなる多棟構成なので共用施設が設けられていない棟もあります)。
前回のプロミライズ青葉台。
公式ホームページ

お部屋はステーションサイドの68㎡の3LDK、東向き中住戸です。北東の方が適切なぐらいの角度で日照時間はかなり短くはなってしまうものの、ひな壇上に東側住戸から上がった上での2階住戸で、視界面での魅力も小さくありません。
東側道路の向かいは2~3階建の低層住宅街が広がっており、ちょっとした視界抜けも出てきますね。
間取りは70㎡に満たないやや小ぶりな3LDKなのですが、その完全アウトフレームにより一般的な70㎡に近い使い勝手があるでしょう。
居室形状もきれいですし、「連窓サッシ×ウォールドア」によるLDからバルコニーにかけての空間的な広がりも申し分ありません。
今時のこの単価帯(及びグロス帯)でこのクオリティは本当に素晴らしいと思いますね。
玄関には折りたたみサポートチェアや手摺が備わり、このユニバーサルデザインも横浜市住宅供給公社物件らしい点でしょう。
坪単価は267万円。最も駅に近いステーションサイド棟で、視界抜けも出てくるわりには控えめな印象です。ステーションサイドの南向きは300万円前後が多いのでわりとしっかりとした差があります。
ファミリータイプ3LDKとしては日照が芳しくないことが考慮されているのだと思いますが、ほぼフラットな駅徒歩10分というのは青葉台駅物件では結構珍しいものですし、完全アウトフレームでのこの単価はやはり魅力的ですね。
ちなみに、第1期(横浜市優先と一般の合計)は188戸(ステーションサイド71戸/イーストコア95戸/サウス42戸)の供給で、やはりかなりの人気を博しているようです。
設備仕様面ではもちろんディスポーザーが付いています。また、水回りの天然石天板仕様はありませんが、食洗機、トイレ手洗いカウンターに加えバルコニースロップシンクが付いているのでこの単価帯としては上々のものと言えるでしょう。
管理費は233円/㎡。外廊下ですがディスポーザー付ですし、充実した共用面や緑あっての水準ですのでリーズナブルな方でしょう。
駐車場は、ステーションサイドが56台(機械式54台・平置2台)、イーストコアが71台(機械式69台・平置2台)、サウスコアが51台(機械式46台・平置5台(身障者用含む))になります。
ちなみに、駐輪場はそれぞれ150%ちょっとということでやや少なめですね。ブロックにもよりますが30~50㎡台も設けられた物件なので、ファミリータイプ物件でよくある200%までは必要ないのかもしれませんが…。
設計は松田平田設計、施工は五洋建設です。
総開発面積4.4ha×総戸数761戸の超ビッグプロジェクトではありますが、タワマンなどのような高い技術力が必要なわけではありませんのでこういったネームバリューのある会社が起用されるのは横浜市住宅供給公社物件ならではと言えるでしょう。
ゼッチ基準を満たしていないのはちょっと残念ではありますけどもね。
当物件の最大のポイントはやはり完全アウトフレーム設計でしょう。このご時世として”絶対的に価格を抑えている”ことが当物件の最も分かりやすい魅力ではあるのでしょうが、このような単価帯(価格帯)を実現しつつ完全アウトフレームというのは本当に素晴らしいですよね。
またまた名前を出してしまい恐縮なのですが、同横浜市住宅供給公社の横浜ミッドベースタワーレジデンスは柱の食い込みがあまりにひどすぎて散々言わせてもらったのですが(免震、スケルトンインフィルなどは流石でした)、その甲斐あったのか(?笑)、昨今のこの単価帯ではそうは見られない美しい設計が採用された物件になります。
外観デザインは、ガラス手摺に音符をイメージしたというアクセントガラスを採用するなどの変化を持たせているとはいえ、やや単調な印象がありますし、共用廊下側(ロの字配棟が多く、主に敷地内側にはなるがウォークスルーのセンターウォーク)は基本的に縦格子手摺になっているといった淡泊さもあるにはあります。
しかしながら、そのセンターウォーク周りだけでなく、それぞれのブロック周りも非常に豊かな緑が施された物件ですし(B1とB2ブロック感には緑豊かな散策路シーズンウォーク)、前回の記事で述べたように、そもそもその道路で分断された5ブロックをセンターウォークやセンターサークルで緩やかに連続・連携させるランドプランを採用していること自体がとても上手だと思いますね。
共用施設としては、センターサークルの3階建セントラルコアに、ラウンジ、ミーティングルーム、キッズスペース、キッチンスタジオ、スタディルーム(個室ブース付)、シアタールーム、ミュージックルーム、ゲストルーム×3、ルーフテラスがあり、充実しています。1階のエントランスホール~ラウンジにかけて2層吹抜の気持ちの良い大空間が広がっているあたりも大きな魅力になるでしょうね。
また、それぞれの棟にもしっかりとした大きさのラウンジやスタディスペースが備わっており、総戸数761戸というスケール以上の充実具合と言えるのではないでしょうか。
凄く特徴のある共用施設こそありませんが、総戸数100戸ちょっとの各棟それぞれに共用施設があるあたりはハルミフラッグをも彷彿させますね(ハルミフラッグはさらなる多棟構成なので共用施設が設けられていない棟もあります)。
前回のプロミライズ青葉台。
公式ホームページ

お部屋はステーションサイドの68㎡の3LDK、東向き中住戸です。北東の方が適切なぐらいの角度で日照時間はかなり短くはなってしまうものの、ひな壇上に東側住戸から上がった上での2階住戸で、視界面での魅力も小さくありません。
東側道路の向かいは2~3階建の低層住宅街が広がっており、ちょっとした視界抜けも出てきますね。
間取りは70㎡に満たないやや小ぶりな3LDKなのですが、その完全アウトフレームにより一般的な70㎡に近い使い勝手があるでしょう。
居室形状もきれいですし、「連窓サッシ×ウォールドア」によるLDからバルコニーにかけての空間的な広がりも申し分ありません。
今時のこの単価帯(及びグロス帯)でこのクオリティは本当に素晴らしいと思いますね。
玄関には折りたたみサポートチェアや手摺が備わり、このユニバーサルデザインも横浜市住宅供給公社物件らしい点でしょう。
坪単価は267万円。最も駅に近いステーションサイド棟で、視界抜けも出てくるわりには控えめな印象です。ステーションサイドの南向きは300万円前後が多いのでわりとしっかりとした差があります。
ファミリータイプ3LDKとしては日照が芳しくないことが考慮されているのだと思いますが、ほぼフラットな駅徒歩10分というのは青葉台駅物件では結構珍しいものですし、完全アウトフレームでのこの単価はやはり魅力的ですね。
ちなみに、第1期(横浜市優先と一般の合計)は188戸(ステーションサイド71戸/イーストコア95戸/サウス42戸)の供給で、やはりかなりの人気を博しているようです。
設備仕様面ではもちろんディスポーザーが付いています。また、水回りの天然石天板仕様はありませんが、食洗機、トイレ手洗いカウンターに加えバルコニースロップシンクが付いているのでこの単価帯としては上々のものと言えるでしょう。
管理費は233円/㎡。外廊下ですがディスポーザー付ですし、充実した共用面や緑あっての水準ですのでリーズナブルな方でしょう。
駐車場は、ステーションサイドが56台(機械式54台・平置2台)、イーストコアが71台(機械式69台・平置2台)、サウスコアが51台(機械式46台・平置5台(身障者用含む))になります。
ちなみに、駐輪場はそれぞれ150%ちょっとということでやや少なめですね。ブロックにもよりますが30~50㎡台も設けられた物件なので、ファミリータイプ物件でよくある200%までは必要ないのかもしれませんが…。
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