オーベル青砥レジデンス【三方接道、良好な歩車分離】2階64㎡5,988万円(坪単価312万円)

続けて、オーベル青砥レジデンス。

設計はアーバンライフ建築事務所、施工は奈良建設です。

7階建、ファミリータイプ中心での49戸ですので敷地面積は1,600㎡超とそこそこの大きさがあります。
空地率は約51%と高め、かつ、三方接道なのでランドプランにも特徴がありますね。

空地の多くを占めるのは敷地南東部の10台の平置駐車場で、総戸数に対する設置率は約2割なのでけして多くはないのですが、間口が広く形がきれいなため使いやすいでしょう。また、駐車場だけでなく敷地西側道路沿いにもゆとりがあり、北側まで連続する道路沿いのグリーン、さらに、敷地南西部のエントランスアプローチにもそこそこのゆとりが感じられます。

エントランスホールは物件スケールなりの大きさではあるものの、南側のグリーンに面してワイドな窓が設けられており、明るく気持ちの良い空間ですね。

また、敷地北側に自転車置場への出入口があり、歩行者、自転車、自動車それぞれのアプローチが3方に無理なく分離出来ているのは大きなポイントになってくるでしょう。

一方、デザインに関しては、外観・エントランス共に悪くはないのですが、大きな特徴も見当たりません。デザインは自社大成有楽不動産)主体で行っており、オーベルの定番的なものになります。

前回のオーベル青砥レジデンス

公式ホームページ
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お部屋は64㎡の3LDK、西向き中住戸です。西側道路の向かいもこちらの敷地と同じ第一種住居地域(×第2種高度地区)なので、土地が纏まるとこのような高さの建物が立つ余地があるのですが、戸建(小さめの土地)が複数並んでいる感じではあるのでリスクは低そうです。
こういった低層階でも日照良好ですね。

間取りはやはり面積を絞ったファミリータイプになるのですが、こちらにはこもルームはありませんので普通(?)に3LDKになります。

共用廊下側の柱の食い込みはあるものの、柱自体は細いためそこまで面積を消費しているわけではないですし、よくある田の字プランといったところですね。

やはり洋室3にウォールドアが採用されており、LDとつなげることで広々とした空間としても使えるのは魅力でしょう。

坪単価は312万円。低層階中住戸なので物件内の下限近い設定です。中住戸でも上層階(スカイツリービュー)は360万円ほどになります。
言わずもがなこのあたりはハザードマップで色が付きますのでそういったあたりも多少考慮されている感がありますね。

設備仕様面は、スケール的にディスポーザーがないことに違和感はありません。ただ、食洗機は付いているものの、トイレ手洗いカウンターはなく全体的にもシンプルな印象にはなりますね。

管理費は252円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下、また以下のようにランニングコストがかからない全台平置駐車場ですのでやや高く感じますが、スケールの大きな物件ではないですし、昨今の強烈なインフレ下だとこのぐらいにはなるでしょうね。

駐車場は身障者用を含む全11台で、全て平置になります。

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