ザ・ライオンズミレス蔵前【「ザ」が付いただけ】10階53㎡8,720万円(坪単価543万円)
ザ・ライオンズミレス蔵前。
所在地:東京都台東区蔵前1-12-22他(地番)
交通:蔵前駅徒歩7分、浅草橋駅徒歩8分(JR。都営線は徒歩7分)、馬喰町駅徒歩12分
用途地域:商業地域
階建、総戸数:15階建、70戸
蔵前駅ではライオンズミレス蔵前(※「ザ」が付きません)がわりと最近まで分譲されていましたので、この物件に初めてお目にかかった際、一瞬訳が分からなくなりました(汗)。
よくよく見ると「ザ」が付いていた、というお話で、2011年のザ・ライオンズ両国以来、昨年のザ・ライオンズ池袋で突如復活(?)した「ザ・ライオンズ」復刻2物件目(※首都圏)になるのですが、こちらの「ザ・ライオンズミレス」だけでなくザ・ライオンズ西川口やザ・ライオンズ武蔵小杉、さらに、関西圏や北海道などでも次々と「ザ・ライオンズ」が誕生しているように”リブランディング”の賜物(?)のようですね。
リブランディングにより今後は「ライオンズ」ではなく「ザ・ライオンズ」になるようです。タイミング的に微妙なザ・ライオンズ池袋はともかく、ザ・ライオンズ両国以前の”力の入ったザ・ライオンズ”の立場が…と思ってしまうのですが、「ライオンズ」は本当に長年に渡り国内各所で供給されてきたので、ネーミングに窮するケースもあるでしょうし、この流れはやむなしでしょうか。
「ザ」が付く付かないだけのケースは凄く紛らわしいと思うのですが…。
さて気を取り直してこちらの「ザ」・ライオンズミレス蔵前ですが、隅田川リバーフロントの2列目ポジションになります。前建を越える上層階からは隅田川やスカイツリー、そして隅田川の向かいには旧安田庭園も望めますね。蔵前駅の反対方向のライオンズミレス蔵前はもう少し”内側”でしたが、上層階住戸からの眺望が魅力になるあたりも似ています。
駅距離ではライオンズミレスには及びませんが、買物便は良好で徒歩1分にリコス、徒歩6分にまいばす、徒歩7分にマルエツプチ、徒歩11分に肉のハナマサ、徒歩13分にココスナカムラ及びスーパーヤマザキがあります。
なお、50㎡台はあるので一応学区についても述べておくと台東育英小学校の徒歩12分と少々距離があります。
公式ホームページ

お部屋は53㎡の2LDK、北東角住戸です。東側は細い道路を挟み10階建のウィルローズ蔵前リバースイートになりますので視界が妨げられてしまうのですが、北側は低層を挟み都立蔵前工科高校のグラウンド(北西には12階建のシーネクスプレミア浅草橋)、また、北東方向にはスカイツリーやパーシャルながらも隅田川ビューが望めるポジションになります。隅田川の花火大会も存分に楽しめますね。
間取りは長短が非常にはっきりしていて、そのスカイツリー眺望などを生かしたLDの開口部設計は非常に素晴らしいです。窓際上部の梁の存在感はかなり大きくはあるものの、北側のダイレクトサッシも東側の掃き出し窓と同様の床面からの立ち上がりになっており、まさに”スカイツリービューのための設計”が採用されているのです。
ただ、その大きなプラス材料に匹敵する大きなマイナス材料が柱の食い込みですね。そういったLDを実現するための雁行設計でもあるのでしょうが、けして大きな物件でないながらもフロアプランに凹凸が生じたことで、柱がひどいことになっています。
小ぶりな15階建なので柱がかなり太いですし、この面積帯で5本の食い込みは厳しいですね。
食い込み部分は専有面積や畳数表示に含まれているのは言うまでもありませんし、そもそも、居室形状がどれもこれも…。
坪単価は543万円。東側の前建の影響がなくなり隅田川ビューも大きな魅力となるさらに上の階の600万円弱に比べれば安いですが、こちらもスカイツリービューの特等席なりのしっかりとした水準です。
近年の近隣供給事例(コンパクトタイプ多め)としては、ネベル浅草橋(2020年分譲/浅草橋駅徒歩2分/約385万円※平均専有面積約41㎡)、クリオラベルヴィ蔵前(2020年分譲/蔵前駅徒歩5分/約425万円※平均専有面積約41㎡)、プレミスト蔵前(2020年分譲/蔵前駅徒歩5分/約380万円※平均専有面積56㎡)、ヴァースクレイシア浅草橋(2021年分譲/浅草橋駅徒歩2分/約380万円※平均専有面積約40㎡)、ルフォン浅草蔵前(2021年分譲/蔵前駅徒歩3分/約400万円※平均専有面積約47㎡)、ライオンズミレス蔵前(2021年分譲/蔵前駅徒歩2分/約440万円※平均専有面積約38㎡)、アークマーク蔵前(2022年分譲/蔵前駅徒歩5分/約400万円※平均専有面積約53㎡)、プロスタイル蔵前(2022年分譲/蔵前駅徒歩5分/約440万円※平均専有面積約50㎡)があります。
そのライオンズミレスの眺望的な魅力の高い上層階に匹敵する水準で、駅距離を鑑みるとやはりそこそこの値上がり感があるのは確かですが、このご時世ですしこのスカイツリービューや花火大会ビューを持ってすれば大きな違和感はないでしょう。
そのように柱の食い込みがかなりきつくもう少しそのあたりを考慮したお値段設定だと良かったのでしょうが、ライオンズミレスの方も柱の食い込みは目立ってましたんで…。
所在地:東京都台東区蔵前1-12-22他(地番)
交通:蔵前駅徒歩7分、浅草橋駅徒歩8分(JR。都営線は徒歩7分)、馬喰町駅徒歩12分
用途地域:商業地域
階建、総戸数:15階建、70戸
蔵前駅ではライオンズミレス蔵前(※「ザ」が付きません)がわりと最近まで分譲されていましたので、この物件に初めてお目にかかった際、一瞬訳が分からなくなりました(汗)。
よくよく見ると「ザ」が付いていた、というお話で、2011年のザ・ライオンズ両国以来、昨年のザ・ライオンズ池袋で突如復活(?)した「ザ・ライオンズ」復刻2物件目(※首都圏)になるのですが、こちらの「ザ・ライオンズミレス」だけでなくザ・ライオンズ西川口やザ・ライオンズ武蔵小杉、さらに、関西圏や北海道などでも次々と「ザ・ライオンズ」が誕生しているように”リブランディング”の賜物(?)のようですね。
リブランディングにより今後は「ライオンズ」ではなく「ザ・ライオンズ」になるようです。タイミング的に微妙なザ・ライオンズ池袋はともかく、ザ・ライオンズ両国以前の”力の入ったザ・ライオンズ”の立場が…と思ってしまうのですが、「ライオンズ」は本当に長年に渡り国内各所で供給されてきたので、ネーミングに窮するケースもあるでしょうし、この流れはやむなしでしょうか。
「ザ」が付く付かないだけのケースは凄く紛らわしいと思うのですが…。
さて気を取り直してこちらの「ザ」・ライオンズミレス蔵前ですが、隅田川リバーフロントの2列目ポジションになります。前建を越える上層階からは隅田川やスカイツリー、そして隅田川の向かいには旧安田庭園も望めますね。蔵前駅の反対方向のライオンズミレス蔵前はもう少し”内側”でしたが、上層階住戸からの眺望が魅力になるあたりも似ています。
駅距離ではライオンズミレスには及びませんが、買物便は良好で徒歩1分にリコス、徒歩6分にまいばす、徒歩7分にマルエツプチ、徒歩11分に肉のハナマサ、徒歩13分にココスナカムラ及びスーパーヤマザキがあります。
なお、50㎡台はあるので一応学区についても述べておくと台東育英小学校の徒歩12分と少々距離があります。
公式ホームページ

お部屋は53㎡の2LDK、北東角住戸です。東側は細い道路を挟み10階建のウィルローズ蔵前リバースイートになりますので視界が妨げられてしまうのですが、北側は低層を挟み都立蔵前工科高校のグラウンド(北西には12階建のシーネクスプレミア浅草橋)、また、北東方向にはスカイツリーやパーシャルながらも隅田川ビューが望めるポジションになります。隅田川の花火大会も存分に楽しめますね。
間取りは長短が非常にはっきりしていて、そのスカイツリー眺望などを生かしたLDの開口部設計は非常に素晴らしいです。窓際上部の梁の存在感はかなり大きくはあるものの、北側のダイレクトサッシも東側の掃き出し窓と同様の床面からの立ち上がりになっており、まさに”スカイツリービューのための設計”が採用されているのです。
ただ、その大きなプラス材料に匹敵する大きなマイナス材料が柱の食い込みですね。そういったLDを実現するための雁行設計でもあるのでしょうが、けして大きな物件でないながらもフロアプランに凹凸が生じたことで、柱がひどいことになっています。
小ぶりな15階建なので柱がかなり太いですし、この面積帯で5本の食い込みは厳しいですね。
食い込み部分は専有面積や畳数表示に含まれているのは言うまでもありませんし、そもそも、居室形状がどれもこれも…。
坪単価は543万円。東側の前建の影響がなくなり隅田川ビューも大きな魅力となるさらに上の階の600万円弱に比べれば安いですが、こちらもスカイツリービューの特等席なりのしっかりとした水準です。
近年の近隣供給事例(コンパクトタイプ多め)としては、ネベル浅草橋(2020年分譲/浅草橋駅徒歩2分/約385万円※平均専有面積約41㎡)、クリオラベルヴィ蔵前(2020年分譲/蔵前駅徒歩5分/約425万円※平均専有面積約41㎡)、プレミスト蔵前(2020年分譲/蔵前駅徒歩5分/約380万円※平均専有面積56㎡)、ヴァースクレイシア浅草橋(2021年分譲/浅草橋駅徒歩2分/約380万円※平均専有面積約40㎡)、ルフォン浅草蔵前(2021年分譲/蔵前駅徒歩3分/約400万円※平均専有面積約47㎡)、ライオンズミレス蔵前(2021年分譲/蔵前駅徒歩2分/約440万円※平均専有面積約38㎡)、アークマーク蔵前(2022年分譲/蔵前駅徒歩5分/約400万円※平均専有面積約53㎡)、プロスタイル蔵前(2022年分譲/蔵前駅徒歩5分/約440万円※平均専有面積約50㎡)があります。
そのライオンズミレスの眺望的な魅力の高い上層階に匹敵する水準で、駅距離を鑑みるとやはりそこそこの値上がり感があるのは確かですが、このご時世ですしこのスカイツリービューや花火大会ビューを持ってすれば大きな違和感はないでしょう。
そのように柱の食い込みがかなりきつくもう少しそのあたりを考慮したお値段設定だと良かったのでしょうが、ライオンズミレスの方も柱の食い込みは目立ってましたんで…。