ノブレス鶴見花月総持寺【奥行ありまくりなアプローチで第一京浜との離隔も確保】1階57㎡4,490万円(坪単価259万円)
続けて、ノブレス鶴見花月総持寺。
設計は多田建築研究所、施工は馬淵建設です。最高高さ31m(第7種高度地区)の11階建では定番の直床になります。
最大のポイントになるのは、やはり11階建43戸というスケールながら免震構造を採用している点でしょう。読者の方であればお分かりのように「ノブレス=免震」ですし、ノブレス横浜鶴見東寺尾中台は7階建総戸数26戸(しかも40~50㎡台)というこちらよりもさらに小さなスケールでも免震構造を採用していたので今さら驚きはしないのですが、他のデベロッパー(スターツの「アルファグランデ」除く)の物件ではまず実現することはない代物です。
また、免震だけでなくランドプランにも特色があり興味深いですね。
そのように小ぶりな物件なので敷地面積は800㎡にすら満たないのですが、空地率は約51%とまずまずで、前回の記事でも述べたように第一京浜側を大々的に空地としたことで、建物と第一京浜との離隔が十分に図れています。
空地部分には平置駐車場に加え、両脇に植栽がふんだんに設けられた奥行あるエントランスアプローチが設けられており、南東側(第一京浜側)だけでなく南西や北西も接道していながらこのようなランドプランが採用されているのはちょっとしたサプライズでした。
まぁ、花月総持寺駅に最も近いのは敷地北西側であり、奥行あるメインアプローチの実用性が薄いのが少々気にはなりますが、第一京浜を走る車窓から一目置かれる存在にはなりそうです。
建物デザインに関しても第一京浜側の南東部は先ほど取り上げた南角住戸のダイレクトサッシがアクセントになるでしょう。
前回のノブレス鶴見花月総持寺。
公式ホームページ

お部屋は57㎡の2LDK+S、南西向き中住戸です。南西は細い道路を挟み3~4階建の建物が並びますので、1階だとやや圧迫感はあるでしょう。ただ、南方向から日照は得ることが出来るでしょうね。
間取りは居室の並びは田の字ベースながらかなり正方形に近いワイドスパン設計で、特にLDの4連サッシが魅力的ですね(第一京浜を向いているわけではなので二重サッシじゃない方が開放感があって良かったような気も…)。
洋室2の引き戸がウォールドアのようにきれいに開け放てる設計になっていないのはちょっと残念なのですが、先ほどのタイプ同様に居室畳数を重視した設計のため専有面積のわりには居室(空間)がゆったりとしていると感じます。
ワイドスパン(必然的に奥行(玄関からバルコニーまでの距離)が短くなる)ゆえに、廊下が短めに出来ているのも良い点でしょう。
収納はやはり最低限にはなりますけど…。
ちなみに、洋室1のLD側に採光窓(曇りガラス)が施されているのは洋室1がサービスルームになってしまうことを回避するためでしょうね。リビングインならば居室にすることは容易なのですが、あえてノンリビングインとしたことでこういった窓が必要なのでしょう。
坪単価は259万円。専用庭などのない1階中住戸ということで物件の下限水準になります。
前回の記事で述べたように、平均坪単価で言うと同時期分譲のクリオ鶴見花月総持寺と大きな差はないのですが、あちらは面積帯が小さなタイプ(60㎡台)の単価がかなり盛られていました。
こちらはそういったことはないですし、50㎡台まで絞った実質3LDKですのでこちらを3LDK的に使えるという方であれば価格(グロス)に魅力を感じやすいのではないでしょうか。
設備仕様面は、小規模のためディスポーザーはないですが、食洗機、トイレ手洗い器は付いており単価的に悪くありません。
管理費は238円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ではありますが、50~60㎡台のみの総戸数43戸というスケールを鑑みれば違和感はないでしょう。
駐車場は全6台で平置になります。
設計は多田建築研究所、施工は馬淵建設です。最高高さ31m(第7種高度地区)の11階建では定番の直床になります。
最大のポイントになるのは、やはり11階建43戸というスケールながら免震構造を採用している点でしょう。読者の方であればお分かりのように「ノブレス=免震」ですし、ノブレス横浜鶴見東寺尾中台は7階建総戸数26戸(しかも40~50㎡台)というこちらよりもさらに小さなスケールでも免震構造を採用していたので今さら驚きはしないのですが、他のデベロッパー(スターツの「アルファグランデ」除く)の物件ではまず実現することはない代物です。
また、免震だけでなくランドプランにも特色があり興味深いですね。
そのように小ぶりな物件なので敷地面積は800㎡にすら満たないのですが、空地率は約51%とまずまずで、前回の記事でも述べたように第一京浜側を大々的に空地としたことで、建物と第一京浜との離隔が十分に図れています。
空地部分には平置駐車場に加え、両脇に植栽がふんだんに設けられた奥行あるエントランスアプローチが設けられており、南東側(第一京浜側)だけでなく南西や北西も接道していながらこのようなランドプランが採用されているのはちょっとしたサプライズでした。
まぁ、花月総持寺駅に最も近いのは敷地北西側であり、奥行あるメインアプローチの実用性が薄いのが少々気にはなりますが、第一京浜を走る車窓から一目置かれる存在にはなりそうです。
建物デザインに関しても第一京浜側の南東部は先ほど取り上げた南角住戸のダイレクトサッシがアクセントになるでしょう。
前回のノブレス鶴見花月総持寺。
公式ホームページ

お部屋は57㎡の2LDK+S、南西向き中住戸です。南西は細い道路を挟み3~4階建の建物が並びますので、1階だとやや圧迫感はあるでしょう。ただ、南方向から日照は得ることが出来るでしょうね。
間取りは居室の並びは田の字ベースながらかなり正方形に近いワイドスパン設計で、特にLDの4連サッシが魅力的ですね(第一京浜を向いているわけではなので二重サッシじゃない方が開放感があって良かったような気も…)。
洋室2の引き戸がウォールドアのようにきれいに開け放てる設計になっていないのはちょっと残念なのですが、先ほどのタイプ同様に居室畳数を重視した設計のため専有面積のわりには居室(空間)がゆったりとしていると感じます。
ワイドスパン(必然的に奥行(玄関からバルコニーまでの距離)が短くなる)ゆえに、廊下が短めに出来ているのも良い点でしょう。
収納はやはり最低限にはなりますけど…。
ちなみに、洋室1のLD側に採光窓(曇りガラス)が施されているのは洋室1がサービスルームになってしまうことを回避するためでしょうね。リビングインならば居室にすることは容易なのですが、あえてノンリビングインとしたことでこういった窓が必要なのでしょう。
坪単価は259万円。専用庭などのない1階中住戸ということで物件の下限水準になります。
前回の記事で述べたように、平均坪単価で言うと同時期分譲のクリオ鶴見花月総持寺と大きな差はないのですが、あちらは面積帯が小さなタイプ(60㎡台)の単価がかなり盛られていました。
こちらはそういったことはないですし、50㎡台まで絞った実質3LDKですのでこちらを3LDK的に使えるという方であれば価格(グロス)に魅力を感じやすいのではないでしょうか。
設備仕様面は、小規模のためディスポーザーはないですが、食洗機、トイレ手洗い器は付いており単価的に悪くありません。
管理費は238円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ではありますが、50~60㎡台のみの総戸数43戸というスケールを鑑みれば違和感はないでしょう。
駐車場は全6台で平置になります。
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