クリオ市谷薬王寺【4年前とそう変わらない水準】4階43㎡6,594万円(坪単価505万円)

続けて、クリオ市谷薬王寺。

設計はエスデー建築企画研究所、施工は加賀田組、デザイン監修はデザインショップアーキテクツ、さらにランドスケープデザインにいろ葉デザインが起用されています。

敷地面積900㎡弱、総戸数53戸の並のスケールではあるものの、エントランス周りにかなり力の入った物件になります。

クリオシリーズはエリア・価格帯を問わずそういった傾向にありますので想定内ではあるのですが、ここは最大140㎡台まであるかなりの高額物件ということもあるのか、より一層力を入れている様子が窺えます。
敷地北西部のエントランスアプローチは北側道路からえぐった位置にあり、アプローチは奥行があります。また、サイドには石積みや植栽、上部にはホワイトの大きなキャノピーが張り出しているというかなり存在感のある佇まいですね。

外観に関しても、前回の記事で述べた商業地域から第一種住居地域に跨る用途地域(高さ制限が異なる)を生かした立体感ありまくりなフォルム(西側は13階建、東側は7階建で見る方向によってかなり印象が異なります)、かつ、質感豊かなタイルによって非常に繊細なデザインが実現しています。

前回のクリオ市谷薬王寺

公式ホームページ
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お部屋は43㎡の1LDK、北西角住戸です。敷地北西部、エントランス上部に位置しており、北側道路の向かいには12階建マンション、西側も8階建がありますが、北西方向は5階建になりますし、手前となる眼下にはそのエントランスアプローチ部分がありますので都心部の低層階としてはけして悪いポジションではないでしょう。

間取りは住宅ローン控除を加味したと思われる43㎡(登記面積でも40㎡以上になるはず)で、1LDKとして大きなものです。

柱の影響で角住戸にしては開口部が最低限でしかないのは残念でなりませんが、柱の食い込みによる面積消費は抑えられている方でしょう。

ただ、4.5畳しかない中で、この歪な形状のベッドルームはやはり気になりますね。

坪単価は505万円。駅徒歩1分とはいえ、30〜50㎡台のみの構成だったクリオ市谷柳町は2019年分譲でも平均坪単価約500万円という強気な水準でしたが、こちらは4年もの時が経過する中での大差ない水準という世にも珍しいケースです。

当時の記事で述べたように、前クリオが相場を先取りし過ぎていたのは間違いなく、こちらはこのご時世としても気持ちこなれているぐらいの印象になりますね。

設備仕様面は、100㎡超のプレミアムタイプもある総戸数51戸ながらディスポーザーがないのは残念です。
ただ、食洗機、トイレ手洗いカウンター、フィオレストーン天板、浴室フラットラインLED照明、キッチンタッチレス水栓などが備わっているので大きな違和感はなく、ゼッチ・マンションなりのエコ・断熱性能の高さも魅力の1つでしょう。
なお、プレミアムはキッチン天板がシーザーストーンになるなど水回りを中心にグレードアップします。

管理費は280円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下(住戸に囲まれた内廊下風のフロアもあります)ですので、高めですが、スケールの大きな物件ではないので違和感はありません。

駐車場は全6台で、身障者用を含む2台のみが平置、4台が機械式になります。

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