クリオレジダンス八王子セントラルマークス【出色の水盤付ピロティアプローチ】9階76㎡5,598万円(坪単価248万円)

続けて、クリオレジダンス八王子セントラルマークス。

設計はエムデイプランニング、施工は京王建設です。
同じ区画内には15階建155戸のザ・プレイス八王子、西隣の区画には18階建222戸のパークホームズ八王子といったさらにスケールのある物件がありますし、そもそも容積率600%の商業地域にギュッと詰まった15階建総戸数128戸なので敷地面積自体は1,600㎡弱とけして大きくはありません。

また、前回の記事で述べたように、甲州街道の内側となる敷地南側の接道部はわずかで、メインエントランスが駅から遠い甲州街道側(北側)になるのは玉に瑕ではあるのですが、そのメインエントランス周りの建物1階部分をピロティ状に広く大きく敷地南側にえぐったことで、甲州街道の喧騒をシャットアウトしつつ、かなり広がりのある大きなアプローチ空間を実現していることに驚かされます。

ピロティやエントランスホールは2層吹抜でこそないのですが、アプローチ沿い(ピロティ内)でエントランスホールからも見える部分に大きな水盤が施され、かつ、間接照明もふんだんに用いられたことで、重厚さや高級感といった点でも申し分ありません。

”クリオレジダンス”としてはけしてスケールのある物件ではないものの、200万円台の価格帯ながらこのレベルのデザインを実現しているあたりは”クリオレジダンス”ゆえでしょうね。
外観に関しても絹糸をモチーフとした幅の異なる2種類のホワイトマリオンを交互に連ねたことで遠目からも存在感のあるものになるでしょう。

なお、共用施設としては、2 階にラウンジとワークスペースが設けられていますのでスケールなりですね。

前回のクリオレジダンス八王子セントラルマークス

公式ホームページ
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お部屋は76㎡の3LDK、南西角住戸です。西向きの列の南端に位置するタイプで、先ほどのタイプとは異なり南側は接道していません。ただ、南側は2階建ですし、前回の記事で述べたように道路の先にはより高さ制限の厳しい低層住宅中心の近隣商業地域となっていることから、申し分のない日照と視界抜けが望めますね。
主開口部はあくまで西であり(ドミノリスクがあります)、そもそも西側は隣の区画に18階建のパークホームズ八王子の存在が大きくはありますが、こちらのタイプはやはり甲州街道から内(南)に入ったポジションではありますし、物件内では貴重な南に面したタイプという点での魅力もあるでしょう。

間取りは先ほどの南を主開口部としたプランほどではないものの、やはりしっかりとした大きさがあります。

隣地間距離が十分でなく、防火上の制限が伴うためか、南側(妻面)の開口部が貧弱で、洋室3の引き戸を開いてもLD周りが二面採光にならないのは残念ですが、連窓サッシ×引き戸(物入の前に扉を収納できる)により柔軟な使い方が可能なあたりは◎ですね。

洋室2~3の間にはウォークスルークローゼットが採用されており、回遊動線が存在している点、洋室3にはカウンターが設けられている点はちょっと面白いですね。

坪単価は244万円。そのように南側の開口部は残念ではありますが、視界抜けも楽しめる南西角でこの単価というのは現実的でしょう。このご時世にしては全体的に単価が抑えられた印象があるのはやはりドミノリスクなど(そもそも隣の区画に18階建のパークホームズ)が考慮された結果ではあるのでしょうが、ドミノリスクが価格にあまり考慮されていないようなケースは珍しくないですからね。

設備仕様面は、スケールを生かしディスポーザー、また、食洗機、トイレ手洗いカウンター、タッチレス水栓も備わっています。単価帯からすると上々のものと言えるでしょう。
昨今の新築では何ら珍しくありませんが、ゼッチ基準を満たしているため、エコ・断熱性能も良好です。

管理費は245円/㎡。外廊下ではありますが、ディスポーザー付ですのでそこそこのスケールメリットを感じることの出来る水準でしょう。

駐車場は全36台で、平置は1台のみ、35台が機械式になります。

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