ブリリア月島四丁目【不思議なほどゆとりある玄関】3階41㎡5,490万円(坪単価439万円)

続けて、ブリリア月島四丁目。

設計・施工は不二建設、デザイン監修は未来アーキテクツstudioです。

30~60㎡台で構成されているため総戸数は77戸とそこそこなのですが、敷地面積は1,000㎡に満たない小ぶりなものです。空地率も約22%とかなり低く、ランドプランも窮屈な印象を受けてしまいます。

ただ、北東側には月島第一児童公園が広がった、南東・南西の角地のため敷地周囲の広がりはありますし、バルコニー周りの意匠に工夫があるためそこそこの存在感を放つ物件にはなるでしょう。
バルコニー軒裏に木目調の設えを施すだけでなく、不規則にバルコニー周りにマリオン・グリッドといったものを設けた繊細な仕上がりです。

エントランスホールはやはりこじんまりとしているのですが、一部に石積みを施したり、側壁の一部を緩やかな曲面とするなどの工夫も窺えますね。
反面、前回や今回取り上げたプランだけでなく、全体的に間取り面が厳しい印象にはなってしまうのですが、内廊下設計もポイントの1つにはなるでしょう。

前回のブリリア月島四丁目

公式ホームページ
SnapCrab_NoName_2023-11-29_19-58-34_No-00.png
お部屋は41㎡の1LDK、南西向き中住戸です。道路の向かいには7階建マンションがありますが、わりと細い建物のため、西や南方向(2階建)からは日照が得られますね。

間取りは1LDKとしては大きな40㎡超ながら、この面積帯(登記面積だと40㎡を切ってしまうでしょう)では住宅ローン控除の対象外になってしまうため、やや中途半端な印象になるでしょう。
専有部形状が影響し、40㎡超でありながらLDの入口付近のデッドスペースが大き目になっており、専有面積ほどの使い勝手に欠けるあたりも気になります。

"異常なまでに大きな玄関下足スペース"はとても気持ちが良いのですが、洋室1は3.7畳しかないですし、他部分にけしてゆとりがあるわけではないことを考えると、何かちょっと違うような気もしますよね…。

坪単価は439万円。今時期に月島駅徒歩3分で"コンパクト目の所有権物件"が分譲された場合、500万円前後でも驚きはなく、定借なりに抑えられているとは思います。
ただ、以下のようにランニングコストがかなり立派ですし、やはりこういった大きさの定借がメジャーではない(ニーズがどれほどあるのか未知数で、リセールとなると尚更?)ことを鑑みると驚くぐらいの価格設定が必要だった気はしますね。後発の住不のグランドシティタワー月島は遥かに高いですし、近隣中古タワマンも随分と高騰してはいるのですが、そういったものとは立ち位置が全然違いますので…。

設備仕様面は、ディスポーザーはありませんが、食洗機、トイレ手洗いカウンター、シーザーストーンのキッチン天板が備わっており大きな違和感はありません。ゼッチ基準を満たしたマンションで、ベッドルーム1室に床暖房が付いているのもポイントです。

管理費は418円/㎡。内廊下とはいえディスポーザーはありませんので高いですね…。
30~60㎡台の構成とはいえ総戸数77戸であればそこまで小さくはないですし、昨今のインフレを考慮しても300円台で頑張って欲しかったところです。
前回の記事で述べたように、地代及び解体積立金181円/㎡がかかり、合わせるとランニングコストの負担がかなり大きいことからも余計にそのように感じてしまいます。

なお、駐車場はありません。

0 Comments



Post a comment