ジオ横濱みなと大通り【LDKではなくむしろキッチン】9階30㎡4,780万円(坪単価525万円)

続けて、ジオ横濱みなと大通り。

設計は共同エンジニアリング、施工は木内建設、そして、デザイン監修は外観が日建ハウジングシステム、共用部がカン・デザイニングオフィスになります。

前回の記事で述べたようにかなり小ぶりな物件ではあるのですが、近隣の中ではそこそこの高さのある物件で、前回取り上げた角住戸からもお分かりのようにダイレクトサッシをふんだんに用いたことで外観的な存在感はそれなりですね。

横浜の物件ではありがちなものではあるのですが、基壇部(1~4階。事務所区画)はレンガ調タイルを採用したことで、上下方向に動きを出しており、”この地なりの手堅いデザイン”といった印象になります。

一方、敷地面積は約360㎡と非常に小さく、かつ、1階に店舗も入る物件ということでエントランス周りのゆとりは感じにくく、共用空間はかなりこじんまりとしてしまっていますね。
共用部デザインにはモリモトの専有部デザインでの実績が豊富なカン・デザイニングオフィスを起用しており、内廊下も含め上品で高級感のある設えではあるのですが、空間的な豊かさという点での物足りなさがあるのは確かでしょう。

前回のジオ横濱みなと大通り

公式ホームページ
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お部屋は30㎡の1LDK、北向き中住戸です。北側は弁天通りの向かいにその東京電力のビルがあり、視界が妨げられてしまいます(こちらのタイプは5~10階の中層階のみに存在しています)。

間取りは30㎡にギリギリ乗せた程度の小さな1LDKで、居室畳数もギリギリですね。
洋室は3畳と小さく収納により歪な形状、また、LDKも入口付近の実質的な廊下部分が大きいですね…。

玄関周りはわりとゆとりを感じる設計ではあるのですが、この面積帯であれば動線部を短くするなど、違った形での工夫が欲しかったところです。
LDらしいLD空間はなく常にキッチンにいるような感覚になりそうで…。

坪単価は525万円。さらに下の階には400万円台後半もあり、前回の記事で共通点の多い物件として名前を挙げたプラウド馬車道(2020年分譲/馬車道駅徒歩4分/約510万円)の低層階30㎡台が坪単価400万円台中盤だったことを鑑みると、このご時世としては意外にも現実的な設定と言えるでしょう。

ただ、そのように間取りは結構なクセがあり、お世辞にも褒められる感じではありませんのでそういった点が少なからず考慮された水準ではあるのでしょうね。

設備仕様面は、小規模のためディスポーザーはありませんが、食洗機、トイレ手洗いカウンター、フィオレストーンの水回り天板(30㎡台除く)、キッチンタッチレス水栓(30㎡台除く)、玄関電池錠が備わっているのでまずまずでしょう。一部のタイプにはLDビルトインエアコンも備わります。

管理費は565円/㎡。ディスポーザーはありませんが、小規模な内廊下物件ということもありかなり高額ですね…。

また、前回の記事でも述べたように、駐車場は隔地の4台分(第三者と直接契約)のみです。

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