2023年管理費ランキング(トップ10/ワースト10)【今年は360物件】

続いては、管理費部門のおまけコンテンツとして例年大変ご好評いただいております「管理費トップ10・ワースト10」を掲載します。
※ご注意
対象となるのはあくまでモモレジが把握・集計している物件のみで2023年に首都圏で販売された全ての物件のトップ及びワーストではありません。しかしながら、物件数は360物件にもなりますし、「東京都及び神奈川県の物件(いわゆるワンルーム投資マンションは除く)の9割以上+埼玉県と千葉県の東京寄りの物件の多く」はカバー出来ているはずです(当ブログで取り上げている物件はもちろんですが、それ以外の物件でも把握できるものについてはなるべく含めるようにしています)。


予想していたことですが、今年の360物件の平均は約311円/㎡ということで昨年の約302円/㎡からしっかりと上昇しました。
ここ数年の推移は、「242(2013年)⇒258⇒248⇒269⇒270⇒281⇒280⇒290⇒285⇒302⇒311(2023年)」となっており、明らかな上昇基調にあります。

物件価格の高騰に比べればまだまだかわいいレベルなのかもしれませんが、管理費部門発表の際にもちらっと述べたように一昔前であればディスポーザーが付いていたであろう物件にディスポーザーが付いていないようなケースが増えていると感じていて、実質的な値上がりはこの数字以上ではないでしょうか。

※こういった時勢ではランニング面では中古物件のメリットが大きく(昨今は管理委託料値上げを迫られるケースも少なくないですが…)、以前の同記事ではそういった点について言及しているので、ご興味がある方はそちらもご覧下さい。
2019年管理費ランキング


さて、まずはトップ10からいきましょう。

【トップ10】
① ブリシア横濱石川町(133円/㎡)
② オープンレジデンシア目黒東山(138円/㎡)
③ ブリシア国領(147円/㎡)
④ ヴァースクレイシアIDZ町屋(155円/㎡)
  オープンレジデンシア北綾瀬プレイス(155円/㎡)
⑥ カルミネ西葛西(156円/㎡)
  プラネスーペリア古淵(156円/㎡)
⑧ ヴェレーナ横浜戸塚グランラルジュ(158円/㎡)
⑨ ガーラレジデンス府中武蔵野台(159円/㎡)
⑩ ガーラレジデンス川口パークアリーナ(162円/㎡)

※管理費単価は住戸により端数切捨等の関係で誤差が生じている可能性があります。また、販売開始当初から金額が変更されるケースもあるので金額に大きな相違が生じている場合にはご連絡いただければ幸いです。

これらは中でも安い物件なので100円台半ばまでに収まっていますが、近頃は200円を切るような物件を見かけること自体がかなり少なくなっており、強烈なインフレ下でもこういった水準に出来ているのは立派だと思います。

なお、昨年のトップは74円/㎡のダントツの安さだったユニハイム横浜神之木台でしたし、以前はブリシアシリーズが二桁になることが珍しくなかったように年によって多少のバラツキはあるのですが、例えば2019年(全体平均は280円/㎡)のトップ10は以下でした。
【2019年トップ10】
①ファインスクェア川口(113円/㎡)
②ファインスクェア横浜綱島(116円/㎡)
③レジデンスノーブル西新井本町(122円/㎡)
③プレサンスロジェ西葛西(122円/㎡)
⑤ブリシア新横浜(131円/㎡)
⑥ソルフィエスタ青砥(135円/㎡)
⑦ジオ茅ヶ崎フレシア(139円/㎡)
⑧ブリシア西新井(142円/㎡)
⑨ミオカステーロ中野島Ⅲ(145円/㎡)
⑩クリオレジダンス横濱ベイサイド(151円/㎡)
平均(280円/㎡(2019年)⇒311円/㎡(2023年))と同じで、トップ10の単価からも2019年あたりから約1割上昇したのが2023年の水準と言ってよさそうですね。

※いくら管理費が安くても管理組合が赤字、また、管理が杜撰であっては意味がありません。ただ、「管理費が高い=管理がしっかりしている」というのもちょっと違うので、収支計算書の内容を吟味し、無駄なところ(重視すべきでないところ)と必要なところ(重視すべきところ)を組合員でしっかりと話し合って適材適所でコストをかけていくべきなのは言うまでもありません。


【ワースト10】
①三田ガーデンヒルズ(829~1,428円/㎡)
②ブランズ自由が丘(799円/㎡)
③ブランズ千代田富士見(753円/㎡)
④ワールドタワーレジデンス(734円/㎡)
⑤プラウド参宮橋(728円/㎡)
⑥グランドメゾンザ・山手118(598円/㎡)
⑦アトラス麻布台(568円/㎡)
⑧パークコートザ・三番町ハウス(567円/㎡)
⑨ジオ横濱みなと大通り(565円/㎡)
⑩プラウド白金長者丸(563円/㎡)

※管理費単価は住戸により端数切捨等の関係で誤差が生じている可能性があります。また、販売開始当初から金額が変更されるケースもあるので金額に大きな相違が生じている場合にはご連絡いただければ幸いです。

1位に輝いたのは他物件の追従を許さない三田ガーデンヒルズです。
中でも会員制のプール、フィットネスルーム、応接室に加えバトラーサービスも備わったパークマンション棟は1,428円/㎡(他棟は800~900円台)という超高単価でしたが、プールあっての水準ですしコスパを鑑みたらけして悪い水準ではないように思います。

他も名だたる好立地・高額物件ばかりで、内廊下×ディスポーザーはもちろんのこと、ブランズ自由が丘プラウド参宮橋は各階ゴミ置場、ブランズ千代田富士見は各階ゴミ置場×コンシェルジュなどさらにコストのかかるサービス(設備)あっての水準になります。

例年通りランクインしているのは"小ぶりな超高額物件"が多く、ワールドタワーレジデンスパークコートザ・三番町ハウスなどのようなスケールのある物件のランクインはちょっと珍しいのですが、三種の神器(各階ゴミ置場、24時間有人管理、コンシェルジュサービス)が備わっての水準ですので大きな違和感はないでしょう(超高額な物件価格に引っ張られているところはあると思います)。

0 Comments



Post a comment