2023年デザイン部門①【コスト高でもデザインは抜かりなし】

本日は2023年デザイン部門の発表となります。
(※念のため毎度毎度言っておりますが、私モモレジの独断と偏見のみで受賞物件を決めております(笑)。対象となる物件は2023年において(おそらく)第1期を行った首都圏の物件で、私が知っている物件です(汗)。)

今年もデザインに富んだ物件が非常にたくさんあり、デザインに力を入れる物件が益々増えてきていると感じています。
特に外観デザインは、設備や内装ほどダイレクトにコストがかかるわけではなく、工夫やデザイナーの技量である程度やれる部分でもあるので建築コストが嵩むご時世においても"力を入れやすい部分(デベロッパーにとってのコスパの良い部分)"ではないでしょうか。"どちらか一方"という点で言うのであれば、専有部よりも共用部にコストをかける傾向(トレンド)があるように感じています。

一昔前に比べると購入検討にあたりマンションのデザインを気にされる方が増えているとも感じていて、そういったニーズがさらにデザインに秀でた物件を世に送り出す原動力にもなるので良い傾向だと思っています。

【銅賞】(順不同)
パークホームズ深沢七丁目
ファインシティ大宮公園
ヒルズグランデ稲毛
ウィルローズ立川
メイツ船橋行田公園
クリオ横濱鶴見セントラルマークス
クリオレジダンス八王子セントラルマークス
サンリヤン花小金井ステーションフロント
ピアース杉並方南町レジデンス


銅賞は多めの9物件となりました。
パークホームズ深沢七丁目は、トレンドの木目素材を用いた物件なのですが、軒裏だけでなくバルコニー戸境も木目調とした桜並木に映えるデザイン、ファインシティ大宮公園はエリア・価格帯的に珍しいバルコニー軒裏木目調仕上げに加え、エントランスアプローチから中庭まで複数の緑豊かな空間がデザインされていたのが印象に残っています。

お次のヒルズグランデ稲毛はパークフロントとブライトアリーナの2物件があり、レンガ調タイルのマリオン、最上部の大庇のスカイラインなどといった共通した魅力がありながらもそれぞれで異なるデザインを採用した繊細さもお見事でしたね。

ウィルローズ立川は外構デザインが出色で、和想(緑を中心とした空間を創り続ける造園設計集団)をデザイン監修に起用したことで実現した和の趣豊かなエントランスアプローチが深く印象に残っています。

続く2物件メイツ船橋行田公園クリオ横濱鶴見セントラルマークスの選考理由は共通しており、バルコニー周りの設えが興味深いものでした。メイツはバルコニー手摺に互い違いに角度をつけることで実現した波型のような躍動感のあるフォルム(+最上階軒裏木目調仕上げ)、クリオはランダムで角度(向き)に変化を持たせたバルコニー戸境のマリオンが外観に大きなインパクトを与えていましたね。
クリオの際にも述べましたが、これらはどことなくハルミフラッグを彷彿させるもので、ああいった物件が世に広まったことでデベロッパー及び検討者のデザインへの意識がより高まり、これらが生み出される要因になっている気もしますね。考え過ぎかもしれませんがいずれにしろ良い傾向でしょう。

一方、もう1つのクリオである八王子セントラルマークスは水盤付のダイナミックなピロティアプローチに驚かされました。甲州街道沿いという難点をカバーする設計ではあるのでしょうが非常に上手でしたね。

サンリヤン花小金井ステーションフロントはバルコニー周りの2色の太い6本のマリオンの存在感が出色、さらに、各戸の玄関付近にライン上の間接照明が設けられたシックなデザインの内廊下も素敵でしたね。

最後のピアース杉並方南町レジデンスはこの部門常連のモリモト物件です。
斜めにカットされたダイナミックなエントランスキャノピー、2層吹抜によるガラス面豊かなホール、植栽豊かな歩道状空地による迎賓空間などモリモトの高額ライン(ディアナコート)と比べても遜色のないものでした。

今年も受賞物件はどれもこれもレベルが高いですね。
続く、銀賞、金賞もお楽しみください。

0 Comments



Post a comment