サンウッド西荻窪【広がりある南西角地×杉板型枠打ち放し】46㎡7,730万円(坪単価560万円)

続けて、サンウッド西荻窪。

設計はココロノ・アーキテクツ、施工は大勝です。

30~70㎡台の総戸数19戸という小ぶりな物件ではありますが、一低専の3階建(地階があるので4フロア)でのものですので、敷地面積は840㎡ほどとそれほど小さくはありません(前回の記事で述べたように近隣は戸建を中心とした低層住宅街なのでむしろスケール感を覚えるぐらいです)。
立地としても南西角地のため敷地周囲の広がりという点でも好感の持てる物件ですね。

デザインに関しては、やはり外壁のコンクリート部分に杉板型枠を用いている点が最大の特徴になるでしょう。エントランス周りやワンポイント的に杉板型枠仕上げとするケースは少なくないのですが、ここまで大々的(外壁の大部分)に用いられるのは珍しいことです。パッと思い浮かぶのはパークホームズ中目黒ピアース阿佐ヶ谷ぐらいです。

この杉板型枠打ち放しの風合いは新築時においてはメリット(新築でも風格がある)になる反面、月日が経過しコンクリート表面に汚れや劣化が見られるようになると逆効果(築年数の経過を感じやすくさせる?)とも言えるので、少々不確実性が伴う印象ではあるのですが、インパクトのあるデザインなのは確かでしょうね。

また、共用面に関してはエントランス周りも見どころがあります。階段を数段上るクランクインアプローチ、そして、その奥にデザインさらた吹抜に面したラウンジ(ホール)の床がカーペット及びフローリング敷になっているあたりもお洒落で素敵だと思います。

前回のサンウッド西荻窪

公式ホームページ
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お部屋は46㎡の2LDK、北西角住戸です。西方向には純粋な北西角住戸があるのですが、その間に大きな吹抜を設け、そちらに開口部を設計したことで角住戸的に開口部を充実させることが出来たタイプになります。
北側は接道してはいないものの、隣地との間には当物件の平置駐車場がありますし、前建も2階建となる良好なポジションですね。

間取りは40㎡台中盤の小ぶりな2LDKで、LDKでギリギリ10畳を確保してはいるものの、やはりこの面積ではLD単体だとかなり小さくなってしまいますね。
お隣の4.4畳のマスターベッドルームと比べるとLDが小さいのは一目瞭然で、柱による面積消費のない壁式構造とはいえ、そこそこの廊下の長さに加えパイプスペースによる面積消費もわりと目立つなどけして効率的なプランでないあたりは気になる点でしょう。

LDの大きさを考えるとやはりLDに面したマスターベッドルームはウォールドアなどによる柔軟性・可変性があった方が良かったようにも思いますね。

坪単価は560万円。こちらのタイプは2~3階の上層のみですが、日照がほとんど得られない北向きということもあり、単価はそこまで伸びてはいません。ただ、やはりこの駅徒歩6分の一低専は"南向きファミリータイプ"が最もフィットするポジションなので、こういった北向きのコンパクトの単価を伸ばしにくいのは当然のことでしょうね。

設備仕様面は、小規模のためディスポーザーはありませんが、食洗機(一部タイプ除く)、トイレ手洗いカウンター、フィオレストーンの水回り天板(一部タイプ除く)に加え、LDビルトインエアコンと単価帯なりの部分も見受けられます。

管理費は539円/㎡。ディスポーザーはありませんが、かなり小規模な内廊下物件ということで立派な水準です。小規模の宿命とはいえコスパは悪く、明確なデメリットにはなってしまうでしょう。以下のように駐車場はコストのかからない全台平置に出来ているわけですし、もう少し抑えて欲しかったところですが、このような交通利便性の高い地の30~70㎡台だと駐車場が満車で稼働するかどうか微妙なところですし、蓋を開けてみないと分からないところはあるでしょうね。

駐車場は7台で全て平置になります。

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